共働きの帰宅後、こんな悩みはありませんか?
・家事が終わらず、子どもにかまっている暇がない…
・子どもと遊ぶ時間なく、寂しい思いをさせるのではないか?
と思うママは多いのではないかと思います。
私も毎日悩んでいます。
ここでは、
日々短い時間でどのように子どもと過ごすか?
解決方法を何点か考えてみました!
具体的な方法や、うちで実践している方法なども書いてみたので
ぜひ最後までお付き合いください!
こどもといっしょにやってみる
家事を子どもに手伝ってもらい、一日でも早く即戦力になってもらいましょう!笑
もしくは、思い切って遊びにしてみる。
一緒に家事をすることで、大人も助かりますし、
子どももお手伝いの中で気づきや、自分で考え工夫する力、自立心、思いやりが育つものと思います。
まさにWin-Winです!
洗濯物を干す、取り込む、ご飯を一緒につくる、一緒に部屋を掃除する、お花やペットのお世話…
いろいろできることはあると思います。
(後日、子どもとできる家事の詳細について書こうと思います♪)
特に帰宅後の夕食の準備なんて、
しょっちゅう「みてみて~!」「遊ぼうよ!」してきて
料理がすすまないこともよくありますよね…
本人の気分が乗れば、思い切って台所へ誘ってみましょう!食育にもつながります。
レタスをちぎったり混ぜる作業だけやってもらってもいいですね。
小学生くらいになれば、段取りをつける練習にもなっていきます。
また、台所は不思議や科学の好奇心をそそる絶好の場所!
野菜を切った断面はどうなるかな?と実験してみたり、計量で数字の勉強してみたりもできます。
うちは計量カップで図っているところをみて、「これどのくらい?」と数字や計量に興味を持つようになりました。
お風呂で実験する用に計量カップをあげてみたら、よく図ってました(笑)
ただ、余計に家事の時間かかる!というのはあるかと思います。
そのため、予め「これだけやってね」と言っておいて、一部分だけやらせるようにしています。
自分の気分や予定的に、割り切れる日は(笑)、平日でもある程度やらせてみましょう。
子どもの気分が乗らないときは、無理にやらせる必要ないですが、
時々根気よく言っていくと、やってくれるようになっていきます。
うちはやってくれないことも多いですが、
やってくれた時は感謝の気持ちを伝えると、嬉しそうな顔をします!
もし「それも面倒…!」という方でもできるおすすめの家事があります。
それはゴミ捨てに一緒に行くこと。
うちでは幼児2人ですが、
ゴミ捨てはいいお天気の朝、夫と行ってもらっています。(子どもを10分くらい早めに起こします!)
また、軽く散歩のようになるので、子どもが途中で花・虫に興味を持ったり、ゴミを発見することで
疑問に思ったり、好奇心の向上などにもつながっているような気がします^^
時間かかりそうじゃない?と思うのですが、
ゴミ捨てなら距離も朝5~10分くらいなので、共働きの朝でも早めに起こせば、意外とできるなと感じました!
何より晴れの朝の空気って、とてもすがすがしいですよね♪
ちなみに、この朝のゴミ捨て散歩をしようと思ったきっかけになった本がこちらです↓(以前の記事にレビューがあります。)
この中で、野球の強豪校、沖縄興南高校野球部の我喜屋監督は、
選手たちに毎日朝のゴミ拾い習慣を実践し、気づいたことをスピーチさせていたようです。
そのおかげで選手たちは、継続力や細かいところに気づく力をつけていき、
自分たちの野球技術の足りない点にも気づくようになり、諦めずに続ける力もついたのだと思われます。
実はこれをもとに、私も公園から帰るときは子どもとなるべくゴミ拾いして帰るようにしています。
公園ってタバコとか食品プラなど、子どもが過ごす場所なのに意外とごみ多くないでしょうか!?
ゴミ拾いするたび憤慨しているのですが、いつか環境問題についても子どもと話せたらなと思っています。
お手伝い習慣というのは日常生活の学び、将来のためや、モンテッソーリ教育の上でもとても大切です。
うちは男の子2人。友人たちの女の子に比べてお手伝い意欲はそれほど高くなさそうですが、将来奥さんに家事を任せっぱなしにする夫にはなってほしくないので、自立力を育てるためにも頑張ろうと思います。
お手伝いの習慣化は、早いほどその後も定着すると思います。
ぜひ今日から、できるところからやってみてください!
こどもとできる家事についても後日書いていこうと思います♪
一人で夢中になれる時間も大切
保育園に行っていたりすると集団生活で、なかなか一人でじっくり遊ぶ時間はありません。
そのため、家でじっくり遊べる系のおもちゃでいっそ楽しんでもらえるように仕向けるのもアリだと思います。
また、一人ごっこ遊びなどでのびのび遊ぶことでも、想像力も育まれ良いかと思います。
うちの子は保育園では元気に走り回る割に、
休日は家から出たがらないタイプで、家でブロックをじっくりやるのが楽しいみたいです。
忙しいときに「できないー!」が飛んでくることもあると思うんですが(笑),
「ちょっとまってて~」と言って、待たせると
「あいつは使えない…」と判断するのか(笑)
案外、難しい箇所も自分で解決してくれていた!ということも何回かありました!
自分で考える力が育めたかもと思っています。
しかし、「できない~!もうやめる!」というように、
かまわないことで逆にやる気を削いでしまうタイプの子であれば、是非行ってあげるといいと思います。
それは子どもによって、ケースによってかと思います。
あとは本当はできるのにやってほしいときは甘えかと思いますので、それもなるべく行ってあげられるといいかなと個人的には思います。
寝る時間遅くなってもいい!一度受け止めていっそ遊んで上げる
受容の大切さは、子どもを専門とする人が誰しも言っている方法です。
その時は、「○分だけね」と予め約束して、できれば一度は受け止めてあげるといいと思います。
「ちょっとできるだけで満足する」という考え方にハッとした本があります。
この本に、「見たいものがチラッとでも見れたら気がすむ」のだということが書いてありました。
病院の待合室で診察室の中を除きたい男の子とママ。ダメ、ダメと言っても、行っては戻しの繰り返し。
しかし同じパターンでも、いっそちらっと見せてあげることでもう二度と行かなくなったというのです。
「子どもは5分も10分も見たがりません。<中略>子どもの希望したことは、それがとくにわがままや人に迷惑をかけることではない限り、少~しかなえてあげるだけで、子どもの様子は本当にウソのように変わっていきます。」
参考:男の子のしつけに悩んだら読む本 言うこと聞かない!落ち着きない! [ 原坂一郎 ]
ちなみに男の子の育て方、とありますが、この考えはおそらく女の子も同じではないかと思います。
少しだけ何かをしてあげるだけで満足するのなら、やってあげてもいいのではないかなと思いました。
経験上、「罪悪感」や「義務感」で付き合うと子どもは察知し、「やだやだ!まだ遊んで!」が発動する可能性が高くなります。
結構その時間で短くても本気で遊んであげると、意外と満足します。
なので、遊んであげるときは「今日ぐらい家事手抜きでも死にゃしない!遅くなってもいいや!」という割り切り心の余裕が大切かと思います。ほんの数分、数十分でいいと思います。
仕事をしていてもそうですが、おとなになったら「いかにマインドを安定させるかは本当重要だな」と思うようになりました。
仕事でいやなことがあった時の切り替えや心の処理と同じで、いつも安定した状態でいることが仕事や子育てのパフォーマンスを上げてくれるものだと思います!
もし断る場合でも、「今はご飯の支度をしないといけないんだ」の前に、
「そうだね、それをやりたいんだね」のオウム返しの一言をつけるだけで違うと思います!(大人にもいける方法です)
体をつかった遊びをしてあげると満足する
突然ですが、「保育士おとーちゃんの叱らない子育て」という有名な本をご存知ですか?
この本では「くすぐり」遊びを積極的にすすめています。
短く、手軽に簡単にできて、おまけにスキンシップまでとれるので、私も日課にしています!
親子とも確実に笑顔になれる時間になりました。
ちなみにこの本では、「先回りした関わり」という言葉も繰り返し使用されています。これは「先回りして危険を回避する」という意味ではなく、
要するに「子どものイヤイヤに目を向けるのではなく、根本の親子の信頼関係づくりにまずは努めていきましょう」
という意味のようです。とても心が楽になる、おすすめの本です。
私の親も共働きでほとんど平日おもちゃで一緒に遊んだことはないのですが、
平日でも、体を使った遊びをしてくれたことはとてもよく覚えています。
高い高いや、椅子に座る親の足の上で滑り台、仰向けになって足をぶらぶらしてもらうなど・・・
そもそも幼少期って、大きくなればほとんど覚えていません。
だからふれあう時間自体は短くてもいいんだと思います。
短くても、濃密な時間を過ごすこと、いかに濃密な時間を過ごすかが大切なのだと思います!
また、くすぐりよりさらに手っ取り早いのが「ぎゅ~!」っと抱きしめてあげることです。
幸せホルモンであるオキシトシンは、7秒間のハグで分泌されるというのは、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
保育園のお迎え時など、恥ずかしがらずにぎゅ~!っとしてあげてください^^
ちなみに私は、子どもを叱って、本人が泣いている状態のときにも、
「叱ったけど嫌いじゃないよ」の意味で抱きしめることがあります。
これは、本人を落ち着かせること以外に、
自分が感情的になっていない(冷静に怒っている)ことを確認する意味でもあります。
子どもも、割と落ち着くのが早いような気がします。
一緒にいられる時間を濃密な時間にする
ご飯はなるべく一緒に食べるといいと思いますが、旦那さんの帰宅が遅いなどの都合はあると思います。
子どもがこぼしたり、「あれとって!」などもあったりして、どうしても母はバタバタしがちではありますが
なるべく一緒のご飯の時間はゆっくりできるといいと思います!
好き嫌いしたり、箸を使いたがらなかったりとうちはいろいろあるのですが、
ご飯の時間を嫌いにさせないためにも無理せず、
できたときに確実に褒めるようにしています。
先日、外出先ですがすべてご飯をすべてキレイに食べられた時に褒めたことが嬉しかったようで、次の日の朝まで「ぼく、ちゃんと全部食べられたよね~!」と言っていました(笑)
また、お風呂ではリラックスするせいか、普段話してくれない保育園のことなども話してくれることがあります。
お風呂にいると脳が活性化されて、新しいアイデアがうかんでくることってありませんか?
あれは実際に科学的にも立証されていることのようです。
数字のポスターを眺めるなど、普段はやらないことでも、お風呂だとみたり数を数えてくれることがうちではありました。
私が小学生低学年くらいのころは、兄弟や母とお風呂で延々としりとりすることも日課で、とても楽しい思い出です。
そしてそもそも水(お湯)の変化は子どもにとって面白いので遊びがいもありますよね!
ここで超簡単お風呂遊び。
①ガーゼかタオルをお風呂に浮かべる
②その下から指先を上にして、両手をいれてタオルを持ち上げる(両手の間隔は適度に空けたほうが良いです)
③空気を含ませながら、タオルの端っこ全体を絞って塞ぐ
タオル風船のできあがり!
この風船を、子どもの体やほっぺに当てるとぷしゅっとつぶれて大喜びです(笑)
また、絵本の時間も親子のコミュニケーションの時間としてとても大切です。
うちは寝室へ行くのが遅くなり、絵本を読む時間が短くなってしまうので、なんとか改善したいと思っています^^;
そしてここで大切なのは、絵本を読んだ後に子どもに質問したりせず、余韻に浸ることが大切のようです。
これに関しては私も失敗したことがあるので、
後日、成功した知育と、失敗した知育について記事にしようと思います。
さて、いろいろ書きましたが、そもそも時間を短くすることはできないだろうか?と思う方もいるのではないでしょうか。
次回の記事では
・家事の時間を短くする
・家事を分担する
・何が大切か考えてみる
・仕事のあり方を考えてみる
に書こうと思いますので、ぜひ合わせてお読みください^^
まとめ
・こども一緒に家事をやってみる・手伝ってもらう
・こどもが一人で夢中になれる時間も、大切
・寝る時間遅くなってもいい!一度受け止めていっそ遊んであげる
・体をつかった遊びをしてあげると満足する
・一緒にいられる時間を濃密な時間にする
いかがでしたでしょうか。
子どもがかまってほしがるのも幼少期の時だけです。
ぜひとも平日の子どもとのコミュニケーションを楽しみながら、乗り切っていきましょう!