小学校にGPSは禁止？20人にアンケート！おすすめGPSも判明

 

大切な子どもにGPSを持たせたいけど、禁止されていたらどうしようか、気になりますよね。

この記事では、子どもにGPSを持たせている家庭に、小学校でGPSが禁止されているか等のアンケート結果をまとめています。

結論として、20校中GPS禁止と言われている小学校は０校。

小学校へのGPS持ち込みについては条件付きでOKのところはあるものの、ほぼ禁止されていないのが現状です。

過保護と言われても、できる限りリスクを回避し、親子とも安心の小学校生活を送りたいもの。

この記事でそんな不安解消の一助となればと思っています。

小学校へＧＰＳが禁止されているのは20校中０校！ほぼ禁止なし

GPSが小学校で禁止されているかのアンケート結果はこちらです。

少なくとも上は７割は「禁止されていない」と明言。
残りは「聞いていないけど、持って行っている」という家庭です。

つまり、GPSについては「禁止」とはっきり言われている小学校はほぼ無いということになります。

GPSについては各家庭の安全に対する考えにもよるので、一律学校側が制限するものではないという考えが根底にありそう。

「みもりGPS」には通話・メール機能がなく、防犯ブザーのようにランドセルに取り付けて利用するため、学校への持ち込みが可能な場合が多くあります。

ただ実際には、本当に禁止でないかは通う小学校へ確認してもらうことが確実です。

キッズ携帯は禁止されている小学校も

ちなみに、キッズ携帯については禁止されている小学校があることがわかりました。

禁止の理由について「はっきりと明言されていない」とのこと。

条件付きでOKのところは「学校内では出さないことが条件」ということでした。

キッズ携帯が禁止の理由は、着信によって音が鳴ったり、友人同士でのトラブルに発展する可能性があるからと考えられますね。

キッズ携帯は禁止でGPSは禁止でないのはなぜ？

GPSはキッズ携帯と違い、友達同士で通話や通信したりはできません。

そういったトラブルの心配がないので、小学校としては防犯ブサーを持つような感覚でOKとしているのかも。

ただGPS端末でも音声のやりとりができたり、鳴らせる機能があるので注意する必要はあります。

子どもにGPSってそもそも必要？過保護じゃない？

確かに、集団登下校が普通な地域は「GPSまで必要？」と言われることがあるかもしれません。

こういった声もあるので、通学環境や、いつどこで何のためにGPSを使用しているかもアンケートしてみました。

6割の人が徒歩15分以内でもつけている！

GPSを持たせている家庭は6割ほど。

GPSは「遠いから」という理由で持たせているわけではないことがわかりました。

GPSを持たせている一番の理由は「安全面」

GPSをなぜ持たせているのか、20家庭の保護者に理由を聞いてみました。

地域の不審者情報などがあると不安になりますよね。

未就学児の時はずっと保護者と一緒でしたが、小学生になると子どもだけで行動するようになるので、事件や事故の心配はつきません。

また、生活が変わったことで購入された方もいました。

集団登下校とはいっても、習い事や友達の家に一人で行くことはありますし、冬になると暗くなるのも早いです。

普段は慎重な子でも、友達と一緒だと注意力が散漫になることも。

GPS端末はどこにどうやって持たせている？

GPSを持たせるとして、どのように持たせているのかを聞いてみました。

ランドセルの内側全面ポケットとは、ジッパーのあたりですね。

帰宅後に一人で外出する時に入れ替えられるようポーチに入れている人も結構いました。

小学校へ持っていく際の注意点

　

小学校へ持っていく場合場合、どのようなことに注意すべきかアンケートをもとにまとめました。

自分の身を守る大切なものなので、大事に扱うことを伝える

アンケートにはこのような意見もありました。

GPSを持たせる際は、黙ってランドセルに入れたりせず、これが何であるかはきちんと説明しておいたほうが良いでしょう。

それを説明するからこそ、外出時にも身につけておくこと・紛失にも気を付けることの説明もできます。

紛失しない工夫をする

結構「紛失した」と答えた人も多かったので、紛失しないよう親も工夫が必要です。

「入れっぱなしだと、帰宅後の外出で忘れる」場合は、2台目も検討してみましょう。
あんしんウォッチャー なら、1台の料金で2台分持つことができます。

子どもも親もやりやすい入れ方を考えてみましょう。

音が鳴らない設定に

長押しすると音が鳴ってしまうものについては、気を付けなくてはなりません。
どのGPSも、学校など指定した位置範囲を音声オフにできるので、忘れず設定しておきましょう。

最も使われている子供用GPSおすすめランキング

種類が多くて、比較が難しいGPS。
実際使っているもの、そのメリット・デメリットをアンケートしました。

アンケートでも多かったものだけでなく、不審者情報連携などの特徴機能が人気のGPSも併せてご紹介したいと思います。

そのため、このあたりの項目は 正直あまり大きな差はないかなという印象です。

その上、精度の口コミはどの機種も「たまには間違える」という声があるので、大差はないかなという印象。

そのため、

これらを気にするかどうかで、選ぶGPSが変わってくると思います。
是非検討してみてください。

「みてね　みまもりGPS」、「GPS　BoT」がGPS端末上位に

アンケートでは使用しているGPS端末は以下のようになりました。

「みてねみまもりGPS 」が一位！
「GPS　Bot（Botトーク）」も人気があるようです。

他にも「みもり」「 goo of things いまここ（※2023年5月販売終了）」などの端末が上がっています。

これからはランクインしたGPSを始めとした、おすすめGPS7機種についての詳細をご紹介します。

商品名とリンク	「みてねみまもりGPS 」	GPS　Bot（Botトーク）	soranome （ソラノメ ）	まもサーチ3 （まもサーチ2販売終了のため､3をご紹介）	みもり	あんしんウォッチャーLE
本体料金	・ボタン付き第3世代･･･ 5,280円 ・ボタンなし第2世代… 5,016円	5,280円	14,520円	5,980円	8,580円	5,680円 2,840円 （「あんしんウォッシャー」は11,000円）
月額料金	528円	748円	539円	528円	748円	539円（初月無料）
３年間の金額	24,288円 （ボタン付き） 24,024円 （ボタン無し第）	32,208 （トーク機能有）	33,924円	24,508円	35,508円	24,545円 21,705円
精度	人工衛星６機 Wifi携帯基地局 加速度センサー	人工衛星５機 A-GPS WiFi 携帯基地局 モーションAI	人工衛星５機 A-GPS	人工衛星４機WiFi/基地局	人工衛星５機 Wi-Fi 基地局	人工衛星５機 無線LAN 携帯電話基地局
通信方式	DocomoLTE/ LTE Cat.M1	DocomoLTE/ LTE−M	Docomo 4G/LTE	SoftBank/ LTE-M（Cat.M1）	DocomoLTE/ LTE−M	KDDIのLPWAエリア/LTE-M
バッテリーの持ち	1か月～2か月	1週間～1か月	最大1週間	最長１か月	2～3週間前後	最大1.5ヵ月
大きさ・重さ	48mm× 48mm×22mm ボタン有…56g ボタン無…54.5g	50✕50✕ 21 mm 50 g	51×51× 15mm、 39g	45×45× 15mm 36g	48mm× 48mm× 19.6mm 48g	約50mm×50mm ×18.8mm 約53g
耐久性	防水　防塵	防水　防塵 耐衝撃	防水　防塵	防水　防塵	防水　防塵	防水　防塵
更新時間	1.5分～3分	1.5分～3分	1.5分～30分	1分～4分	1.5分～5分	1.5分～5分
登録地の通知	〇	〇	◯10ヶ所	〇100か所まで	〇100か所	〇
行動履歴の確認	〇（3か月保存）	〇	◯30日保存	〇90日保存	〇2週間保存	〇
複数人でのみまもり	〇（制限なし）	〇	◯（3名まで）	〇（4人まで）	〇（8人まで）	〇（9人まで）
親とのやりとり	第３世代ボタン有は〇	〇	×	×	〇 （音声や文字を音声に変換も）	×
複数GPS登録	〇（制限なし）	〇	◯（４台まで）	〇（5台まで）	〇	〇（2台目の追加月額不要！）
バッテリー通知	〇	◯	◯	〇（5台まで）	〇	×（アプリにて確認可）
特徴	・人工知能搭載。 行動範囲や場所を自動で学習	・人工知能搭載。行動範囲や場所を自動で学習 ・モーションAIが状況に適した、 高精度な位置情報維持 ・ボタンはないので誤差動なし	・SOSボタンあり （長押し または5秒以内に3回押す） ・端末料金キャンペーン中	・現在地通知（3秒長押し） ・生体認証の パスコードロックに対応	・紛失時もGPSを鳴らせる ・全国不審者情報センターや マチコミ（学校連絡網サービス）連動 ・乗り物通知 ・学校での自動でサイレントモード	・2台目の追加月額不要 ・現在地通知 ・セコム駆けつけサービスが登録で利用可能（自宅)

人工衛星…（GPS / みちびき QZSS/BeiDou / Galileo /GLONASS/SBAS）

バッテリー持ちが最長！みてね　みまもりGPS

アンケートでも多く使われている「みてね　みまもり」はmixiが販売しているGPS端末。テレビCMでご存じの方もいますよね。

2023年3月13日からトーク機能が追加された機種が販売されました。

最大の特徴はなんといってもバッテリー持ちの良さ。 最大で2か月間持ちます。

デメリットとすれば、56gと今回おすすめ機種の中では最も重いことでしょうか。
重さより充電頻度が気になる人におすすめです。

耐衝撃機能のついた「Botトーク」

GPS端末で２位にランクインした「みてね」と並んで人気の「GPS　Bot」は、生産終了し、現在トーク機能のある「Bot　トーク」と替わり販売されています。

月額料金が「Bot」（トーク機能無し）のときより220円アップしていますが、軽さもあり、耐衝撃性能がついているので、カバン放り投げ男子にはおすすめ。

トーク機能が新たに追加され、精度そのままにボイスメッセージのやり取りが可能になりました。

Bot　トーク公式サイトはこちら（公式サイトのみの販売です）

女の子向け！おしゃれでSOS機能のありのSoranome

soranomeもCMで放送されている有名なGPS端末。

カバーのカラーバリエーションが4色と豊富ですが、これは無料で付属品としてついているので、日によって好きな色に付け替えることができるんです！

また39gと軽いので、少しでも持ち物を軽くしたいという方におすすめ。

緊急時に、登録スマホに現在地を通知するSOSボタンもあります。
（3秒長押しまたは5秒以内に3回押す）

デメリットとしては端末代が他機種と比べて高いこと。（14,520円）
ただ初期費用はかかりますが、月額料金は539円と負担は大きくありません。

どの機能も捨てがたい！バランス重視の「まもサーチ」

他機種はドコモのLTE通信エリアの使用が多いのですが、こちらはソフトバンクLTEエリアを使用。普段ソフトバンクユーザーで精度が良いと感じている場合は安心です。

価格はさほど高くなく、36gの軽さ・1か月バッテリー・SOS通知に代わる現在地通知など、どの項目も偏らない機能バランスの良さが特徴。

不審者情報センターと連携した「みもり」

最大のメリットは、全国不審者情報センターや「マチコミ（学校連絡網サービス）とGPS端末が連動していること。目撃情報スポットに入ると音で知らせてくれます。

乗物に乗った場合は通知が来る「乗り物通知」機能があり、通学や何かあったときにも安心。

月額748円と、他のGPSよりちょっと月額が約200円程お高めなのがネックですが、安心を月200円で買えるなら、と思う方にはおすすめ。

みもりの購入はこちら（公式サイトのみの販売です）

2台目以降が無料！セコムも使える「あんしんウォッチャー LE」

アンケートでは上がっていませんでしたが、最近人気急上昇中＆イチオシなのがこちら。

他のGPS端末にはない強みは、２台目追加月額がかからず、月額539円で2台使える点！

またauHOMEのサービスで、登録するとあんしんセコム株式会社提供の「セコム駆けつけサービス」を利用することができます。（駆けつけた際にのみ料金5,500円。自宅のみ）

au HOMEアプリへの登録は必要ですが、auユーザーでなくても大丈夫。解約や縛りもありません。
バッテリーも最大1.5か月。

AirTagはどうなの？

AirTagを使用しているという人もいましたが、GPS端末とは少し違います。

Apple社開発の紛失防止タグのことですが、AirTag自体にGPS機能はなく、iPhoneなどApple製品の端末アプリから位置情報を取得します。

そのため他のみまもりGPS端末と異なり、

という点があるため、見守りに使うには若干不安要素があります。
更新頻度も５～７分程度のよう。

ただ到着通知までなくても大丈夫な場合は、AirTagもアリです。初期投資4,587円で月額料金がかからないですしね。

 

そのGPSを選んだ決め手は？

どれも捨てがたくてわからない！という方のために、何を重視してGPS端末を決めたか聞いてみました。

決め手1位は価格

「価格」が最も多かったです。

結構端末料金にばらつきがある上に、月額料金がかかるので、これは重要な要素。

3年間の金額で考えると、「みてね みまもり 」「Botトーク」「まもサーチ」「あんしんウォッチャー LE」が20,000円台で安いですね。

値段で比較した表はこちら↓

商品名とリンク	「みてねみまもりGPS 」	GPS　Bot（Botトーク）	soranome	まもサーチ	みもり	あんしんウォッチャー LE
本体料金	ボタン付/ 5,280円 ボタン無/ 5,016円	5,280円	14,520円	5,980円	8,580円	5,680円 2,840円
月額料金	月額528円	月額528円（トーク機能なし） 月額748円（トーク機能あり）	月額539円	月額 528円/ 年額 5,500円	月額748円	月額539円 （初月無料）
３年間の金額	24,288円 （ボタン付き第３世代） 24,024円 （ボタン無し第2世代）	24,288円 （トーク機能なし 32,208 （トーク機能あり）	33,924円	24,508円	35,508円	24,545円 21,705円

２位「大きさ」は見落としがち

2位が意外だったのが「大きさ」です。スペックに目が行きがちなので、
これ実は結構見落としがちなんですよね。

重さで比較すると、「soranome」「まもサーチ」が30g台と軽めです。↓

商品名とリンク	「みてねみまもりGPS 」	GPS　Bot（Botトーク）	soranome
大きさ・重さ	48mm× 48mm×22mm ボタン有第３世代…56g ボタン無第２世代…54.5g	50 ✕ 50 ✕ 21 mm 50 g	51×51× 15mm、 39g

商品名とリンク	まもサーチ	みもり	あんしんウォッチャー LE
大きさ・重さ	45×45× 15mm 36g	48mm × 48mm × 19.6mm 48g	約50mm×50mm ×18.8mm 約53g

3位は「バッテリーの持ち」

バッテリーは「みてねみまもりGPS 」が最大2か月と最長！
あんしんウォッチャー LEも、最大1.5か月いけます。

ただ更新時間の設定、省エネモードの設定などによるので、設定によっては他の端末でも十分もつ場合があります。

商品名とリンク	「みてねみまもりGPS 」	GPS　Bot（Botトーク）	soranome	まもサーチ	みもり	あんしんウォッチャー LE
バッテリーの持ち	1か月～2か月	1週間～1か月	最大 1週間	最長１か月	2～3週間前後	最大1.5ヵ月

GPS端末は結局どれにする？

人気があるのは「みてねみまもりGPS 」とGPS　Bot（Botトーク）。
値段も良心的で、トークもできるのが良いですよね。

個人的に最も気になっているのは、不審者情報連携の「みもり」と2台目無料でセコムも使える「あんしんウォッチャー LE」。

「あんしんウォッチャー LE」は安くてバッテリーもちますし、入れ替え忘れの心配がないのでイチオシです！

キッズ携帯やトーク機能は必要？

実はキッズ携帯を使用している保護者の方からは、

という声もある一方で

という声がありました。

子どもだけで外出するようになると、実際に通話できるキッズ携帯は便利。

しかし紛失・破壊のリスクや結局電話に出ない…ということであれば、
GPSのトーク機能の付きでも事足りてしまうかも。そのほうが安いですしね。

保護者の方からはこんな声も。

ただ見守るだけか、通話もしたいか？習い事にも持っていきたいか？

それによってGPSにすべきかキッズ携帯にすべきかも変わります。

もっと言うと、「とりあえず位置情報が知りたい」ということでかばんにいれっぱなしであれば、GPSのトーク機能はほとんど使いません。

トークしないのであれば、選べる機種も価格の選択肢もぐっと広がるので、トーク無しのGPS機種も検討してみてください！

まとめ：小学校でGPS端末は禁止でない！しっかり選ぼう

小学校でGPS端末が禁止されているという学校は少ないということがわかりました。不安な場合はGPSが持てる条件を通う小学校へ聞いておき、小学校内では音の出ない設定にしておく必要があります。

そして通学時間などに関係なく、子どもだけでの外出というのはやはり心配。
事件や事故に巻き込まれないようにするために、どんな機能が必要で、どんなシーンで使うのか、今一度確認してみてください！

GPSを選ぶ際は、この記事を是非参考にしてくださいね！

人工衛星…（GPS / みちびき QZSS/BeiDou / Galileo /GLONASS/SBAS）