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まそう いわずに
文系コンプから、息子たちの理系脳の強化を決心。
AI研究者の理系パパがモデルです。

おかげで子ども達は勝手に分解・実験しまくる幼児と、算数大好き小学生に成長しています!
(分解はちょっとハラハラ…)

「考える力」「見通す力」「熱中体験」が今後はより重要になると思い、皆様の力になれるようブログを運営しています。

元塾講師・メディア公式ライター・/国立文系卒/ITパスポート・日商PC検2級
現在デザイン工事中のため、見づらい点ご了承ください。

勉強できない子にイライラする!元塾講師が原因と対処法を解説

勉強できない子にイライラ!原因と対処法

勉強できない子にいつもイライラする!どうしたら理解できるようになるの?

もしずっとこのままだったら…といった不安や焦り、ありますよね。

頭のどこかで、原因はなんとなくわかってはいるかもしれません。

でも目の当たりにすると、つい「どうしてわからないの!」とイライラをぶつけてしまう気持ち、とてもよくわかります。

この記事では、勉強ができない子にイライラしてしまう時の原因と対処方法を、元塾講師の経験や知識を基にご紹介したいと思います。

子どもを思うからこそ、イライラしてしまうのは当たり前!

勉強嫌いが加速したり、築いてきた親子関係に悪影響を及ぼすことがないよう、対処法を具体的に説明しています。最後までぜひご覧ください。

家庭で無学年・戻り学習をする場合、
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まず学習の楽しさを知り、学習習慣をつけたいなら「チャレンジタッチ」が最もおすすめです。
目次

勉強ができない子にイライラする原因7つ

失敗した顔の写真

ここでは保護者である自分自身がイライラしてしまう原因と対処法、子ども自身の勉強ができない原因と対処法を分けて考えていきましょう。

まずは教えている自分がイライラしてしまう原因を7つ列挙してみます。

過度に期待してしまう(思い通りにいかない)から

「元気に育ってくれればいい」と思っていながらも、やはり子どもには優秀であってほしいと思うのが親心。

小さいころは、どんな小さな成長も「天才!」と褒めていたのに、成長につれその期待は大きくなっていきます。

特に親自身、勉強が得意だったりすると「子どもだってできるはず」と思う傾向にあるようです。

または自分やその子の兄弟が勉強できなかったから、「子どもには自分のようになってほしくない」という焦りから期待をしている場合もあります。

ずっとこのままだったら、という不安から

特に算数のような積み重ねの教科は、放置しておくとあとでどんどんわからなくなってしまうことがあります。

もしこのままわからなかったら将来どうなってしまうの?という不安がさらにイライラを募らせてしまいます。

学校は一人一人に合わせて対処してくれるわけではないので、授業から遅れてしまうのではないか?という焦りもあるかと思います。

自分・周り・以前の子どもと比較してしまうから

大きく分けて、3つの比較があるのではないかと思います。

  • 保護者自身が優秀で、「子どもだってできるはず」という自分との比較
  • 「兄弟や〇〇ちゃんはできていたのに」という周りとの比較
  • 「前はできていた問題なのに」という以前の子ども自身との比較

自分や周りが優秀に見えてしまうからこそ、「なぜできないのかがわからない」「周りより劣っているのは良くない」というイライラが発生することも。

また以前はできていた問題が、突然できなくなってしまったり、学習態度が変わったりした場合の戸惑いからくることもあります。

子どもの態度が悪いから

当てはまる子とそうでない子がいると思いますが、子どもの態度に腹が立ってしまうこともあります。

  • 教えてもらっている立場なのに、どこか上の空
  • だらだらと落ち着かない態度、受け答えが適当
  • 勉強に対してのやる気が感じられない
  • 間違っているのに反発してくる

息子もわからなくて嫌になってくるとあからさまに態度に出すので、時間を割いて教えている身としてはイライラが倍増する原因になっています。

子ども自身、相手が親ということで甘えているという可能性もあるでしょう。

時間や気持ちに余裕がないから

ちょうど宿題や塾の課題を教える夕方は、保護者にとってもかなり忙しい時間帯です。

さらに仕事から帰宅後は、心身共に疲れ切っているので、気持ちの余裕もない状態。

できれば短めで済ませたいところに、理解をなかなかしてくれない…という避けがたい状況がイライラを募らせています。

勉強嫌いにさせたくないという焦りから

親がイライラすることで、勉強嫌いな子にさせてはならない…と頭の片隅では思いつつ、余計それがプレッシャーとなってしまい、イライラしたくないのにイライラがどんどん加速してしまうということがあります。

自分のできなかったときの気持ちを忘れてしまうから

私も子どもの頃、親と勉強をめぐってケンカしたとき、親がイライラしていることが分かったとき、悲しかった記憶があります。

ただ逆の立場になると、自分が上手く接してもらえなかったからこそ、どう接するのが正解なのかがわからなくなります。

そこで当時の自分がどうしてほしかったのか、思い出す必要があります。

勉強ができない子にイライラする対処法

続いて、解説した原因に対し、どのように対処すべきかを解説します。

勉強ができないことへの対処法はこちら。

ここでは、まず「イライラしてしまうことへの対処法」を解説します。

普通の子であることを自覚する(東大生夫婦の悩み)

こちらツイートにもありますが、実は両親が共に東大卒であったとしても、子どもも東大へ入る確率は20%しかないと言われています。

つまり両親が優秀だったとからといって、子どもも同じくらい優秀になるとは限らないのです。

もちろん知能は60%遺伝するとわれていますが、統計学や確率論では、「極端な結果は回数が増えるごとに平均値へ収束していく」と言われています。

例えば長身の親から生まれた子供達の身長は、平均すると親たちよりも低くなり、
逆に背の低い親から生まれた子供達の身長は高くなっていく傾向があるそうです。
(さらにその差が極端なほど出現しやすいそうです)
「じゃあ自分は勉強できたのに、子どもはそうならないの?」とがっかりしてしまうかもしれませんが、あくまで遺伝の統計の話なので、後天的に挽回できるチャンスが40%もある、という考え方もできます。
逆に親が勉強できなかったとしても、その子どもは「今できないだけ」なのかもしれません。
ここで重要なのは、いい意味でも悪い意味でも、「自分の子だからといって、自分と同じにはならない」ということを、腹落ちした状態で納得することです。
幼い頃は天才だと思っていた子も、ほとんどは「普通の人」になります。
イライラしたときは「あ、これ期待しすぎているのかも」と思うようにすることで、その子にとっての最適解は何かを前向きに考え直すきっかけになります。

成長を長い目で考える

著名人の親達を知ると、子どもに対する期待値が高くないことが多いのがわかります。
むしろ期待しすぎないくらいが、かえって自力で道を切り拓く子になっていくのかなという印象です。
例えば偏差値を30上げて慶応大学を目指す「ビリギャル」という実話では、本人が「慶応の受験をやめたい」と言ったとき。
親は「諦めないで」とは言わず、すぐに「やめても大丈夫だよ」と言ったそうです。

「勉強するようになっただけ、この子のいい経験になった」という気持ちだったとのこと。
これは、子どもの成長を受験合格という点にとらわれず、もっと長いスパンで見ていたからこそ出た言葉だと思います。
東大を目指す漫画「ドラゴン桜」でも、受験前の親の対応としては「どっちでもいい(合格を期待していない)」という姿勢が適切と描いています。
「それって言われたほうどうなの…?」と読んだときは思ったのですが、失敗しても、その子には成長の糧になるのだということを現在は納得しています。
私はこうした話を知って、「この子はこの子」「大丈夫」「明日や明後日はできるようになるかも」「今日はとりあえずここまで合ってればOK」といった呪文を唱えるようにしています。

違う人間であることを認知する

自分自身も含め、兄弟がいればぜひ振り返ってほしいのですが、同じ人から生まれたはずなのに、顔も性格も全く違うのではないでしょうか。
子どもも自分とは違う人間なので、間違えるところも違ければ、得意なことだって違うはず。
むしろ自分が子どもの頃はできなかったけど、自分の子どもはできていることだってあるはずなんです。

私もそうですが、親になるとつい自分はできて、子どもができない点に注目してしまいますよね。

もし学校の先生や塾の先生で、他人の子どもに勉強を教えるとなったら、結構冷静に教えることができるはず。
まずは、教えているときだけでもなるべく「これが人の子だったらどう対処するか」と考えてみましょう。
すると「どうしてできない」から、「どうしたらできる」という視点に変化するかもしれません。

「どうして」ではなく「どうしたら」という思考で考える

う〜ん

前項の続きになりますが、子どものことになると、どうしても悲観的になってしまう気持ちが私自身あります。

ただ「どうしてできないの」ではなく、「なぜ、できないんだろう」「どうしたら理解できるのだろう」と言葉を変えることで、自然と前向きに工夫しようという意識になることができます。

たとえば、小学校で習う繰り上がりの計算は、さくらんぼ算を使った教え方をしていますが、昔はこんなのやらなかったですよね。

さくらんぼ算

思考力や計算の工夫を考えさせるために新しく指導要領に入ったのかなと予想されますが、まだ小学生で、さらに低学年の子どもは思考することが苦手です。

教育業界で有名な「百ます計算」の陰山先生もこのように述べています。

学校で教えられている考え方ができずに勉強が嫌いになってしまうくらいなら、他の方法を考えてみましょう。

そろばんでもいいですし、昔のようにひたすら計算練習しても覚えます。(うちはオンラインそろばんです

最終的に困らなければ、さくらんぼ算にこだわらなくてもいいはずです。

その子にあった勉強法を見つけてあげるのがいいのかなと思います!

このように、前向きに考えるように心がけると

「なぜ」できないのか
→年齢に追いついていない?
→計算できるようになるのがゴール。他の方法ならできるようになるのでは?

と後ろ向きなイライラから、前向きな発想につながっていきます。

自分が教えられた経験を鮮明に思い出す

「自分はできていた」と思いがちではありますが、実は美化しているだけで、親に聞くと案外できていなかったりします。

そんな時、親と勉強をめぐってケンカした覚えがあれば、「その時どうしてほしかったのか」を考えてみるといいかもしれません。

私は子どもの頃、親がイライラしていることを察して悲しかった記憶がありますが、一番は父親が「俺の教え方が一番上手い」といって口をはさんでくることが嫌でした。

今親になって、良かれと思って教えようとすると息子が嫌な顔をすることがあります。そんな時は、無理に教えず、息子から頼まれるまで教えないことにしました。

逆の立場になると、どうしてもわからなくなってしまう気持ちがあります。何かヒントがあるかもしれないので、ぜひ思い出してみてください。

うさぎぬし
うさぎぬし

働いている人であれば、仕事環境に置き換えてもいいかもね!

イライラを殴ってみる!

どんな親でもやはりイライラしてしまうことは当たり前のことで、「絶対イライラしない」というのは無理な話です。

そんなときは、アンガーマネジメントを実践してみましょう。

自己流ですが私が一番効果があったのは、「もやっときたら、それを具現化して頭の中で刺してみること」でした。

よくアンガーマネジメントでは「イライラしたら6秒待つ」と言いますが、「6秒も待てない!」「待っても変わらない」ということも多く、最近は6秒ルールに懐疑的な見方も出ています。

そこで私は、イライラし始めたらそれが身体のどこにあるのかを自覚することから始めました。

私の場合、胸のあたりになにかモヤモヤした雲のような何かが湧き上がってきます。

まずはそれを自覚し、頭の中でそれをつかみ、ひたすら殴るイメージをしています(笑)

殴るだとちょっと物足りないので、思い切ってブスっと刺すイメージをしてみると、不思議なことにスッとモヤモヤが消えたんです。

ちょっとバカバカしいかもしれませんが、私にはこれが効果てきめん!

まずは「モヤっとの瞬間」を認知する必要はありますが、「私、今ちょっと我慢しているな」と思ったらぜひやってみてください。

アンガーマネジメントの世界では「人生最大の怒りが5点として、その怒りは今何度くらいなのか採点する」ということも行っているようですが、本質はそれとあまり変わらないと思っています。

要はその怒りを、目に思い浮かぶような具体的な形で表すということが重要なのではないかと思います。

子どもが勉強できない原因

続いて、子ども自身なぜ勉強ができないのかを探ってみましょう。

ずっと前の段階がわかっていないから

例えば繰り上がりの足し算、引き算ができるようになるためには、10の合成や1桁台の計算がパッとできるようにしておく必要があります。

実は目の前にある問題がわからないのではなく、もう少し根本的なところで理解ができていない可能性もあります。

もし原因がわかる場合はどんどん戻ってそこを重点的にやり直す必要があるでしょう。

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親に甘えているor怖いから

親へのプレッシャーから萎縮してしまう可能性と、相手が親だから反発してしまったり、甘えてしまっている可能性があります。

いつもはできることでも、誰かに見られているとなぜかできなくなることありますよね。

しかも相手が親だったりすると、実はプレッシャーに感じているのかもしれません。

逆に甘えているからこそ、勉強どころではなくふざけてしまう場合もあります。

集中できない環境だから

画が近くにあるといった場所的な環境以外にも、学校で嫌なことがあったとか、

目標がなくモチベーションが上がらない状態など、気持ち的な要因で勉強に集中できない可能性もあります。

わからない問題で考えすぎてしまうから

真面目な子にありがちなのですが、解説に納得がいかず、つまずいたときにずっと同じ問題に執着してしまうことがあります。

別の解法が出てくるならそれはすごいことですが、そうでない場合は別の解説が必要な場合があります。

ただわからなくても、どんどん進むうちに自然と理解するようになる場合もあるので、とりあえず前に進む方法が有効である場合もあります。

算数の苦手な子の特徴と克服方法についてはこちら

「まだ」理解していないから

特に小学校の低学年の勉強は、大人になればほとんどの人ができるようになるので、単なる慣れや経験値が少ないために、一時的に勉強できないだけということもあります。

小学校の頃あんなに苦労したはずの子が、大学生になって家庭教師のアルバイトができるのは「その先」を理解したから。

理解はその時はなんとなくでも、その後に単元をすすめるうちにやっと全体像をつかんで、当時のことを理解できるようになることがあります。

勉強できない子に対する対処法

勉強ができない子に対しての対処方法を7つお伝えします。

算数が特に苦手な場合、特徴と克服方法をこちらで解説しています。

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その子に合った勉強法に変える

ある優秀な大学受験の塾では、その子が小学生の範囲からわかっていないと判断すると、迷わず小学生向けのドリルから渡すそうです。

しかも、それでいてちゃんと大学受験には間に合うようです。

ただ学校では横並びで、どうしても個々に合った対処はできないと思うので、家庭でどこからわからないのかをしっかり把握しておくことは重要です。

勉強を教えてイライラするくらいなら、プロにお任せしてしまっていいと思いますが、塾では先生との相性やコンセプトを確認しないと、かえって勉強嫌いが加速することも。

そこでまずおすすめなのは、無学年で後戻り学習ができる教材を家庭で使用することです。

無学年・戻り学習ができる教材一覧はこちら。↓

「解説が丁寧」「勉強できない子向き」という順番でご紹介しています。

\授業や解説がメインで、不登校の子にもおすすめ/

特徴 料金
すらら
すらら
✓現役の塾講師がコーチとして個別サポート
不登校・発達障害の子への高い配慮
✓約2,500の塾や学校での導入実績
△少し料金が高め
入会金7,700円~
8,000円/月~
サブスタ

さぶすた
✓全学年の有名講師の授業が見放題
LINE・メールで先生がサポート
✓国内初!個別の「学習計画表」を作成
△LINEの反応が遅い時がある
4,900円/月~
スタディサプリ
スタディサプリ
✓安価で有名講師の授業が見放題
授業内容のわかりやすさ・面白さに定評がある
✓大学受験で使用する学生も多い
△強制力がいまいち
1,815円/月~

\戻り学習やコンテンツが充実している/

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進研ゼミチャレンジタッチ
進研ゼミ
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3,250円/月~
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1,750円~)
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2023/12/20よりその子に合った効率的な学習方法を提案する「コーチング」機能が導入
△タブレット代がかかる
専用タブレット 9,980円
3.278円/月
RISU算数 ※クーポンでお試し可能
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口コミはこちら
2,750円/月~
(進度に応じて別途使用料)
天神
天神
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1教科・学年単位で購入可能
△買い切り式、小学生版はタブレットでなくPCを使用
口コミはこちら
1年分買い切り型(1学年1教科 33,000円~)

一番おすすめはどのくらい勉強ができない子かによりますが、

個別コーチがついて、解説も丁寧にしてほしいなら「すらら」、
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ただチャレンジタッチはコンテンツが充実している分、いざ他の教材に変えるとシンプルに感じてしまうこともあるので、迷う場合は先にスマイルゼミやRISUなどから試してみるのがおすすめです。

うさぎぬし
うさぎぬし

今はAIで苦手分析と出題をしてくれたり、解きなおし機能があるなど、どれも工夫が凝らされているよ!

簡単な問題で自己肯定感を高める

前項と通じるものがありますが、その日の勉強をまずは簡単なページ、計算練習から始めてみると、やる気のアップにつながります。

私自身偏差値を20近く上げたことがありますが、勉強の最初に頭の体操も兼ねて、百マス計算をしていました。

勉強がわからないとどうしても自己肯定感が下がるので、「自分はできる」ということを錯覚してから始めるのはおすすめです。

逆に親自身ができないフリをすると、子どもの「教えたい気持ち」を刺激することができるので、「子どもに教えてもらう大作戦」もおすすめです。

熱中体験を通して勉強させる

キュレオの授業風景

夫は小学生のころ、プログラミングを通して三角関数を学んだとのこと。

熱中体験を通して、同時に学校での勉強や勉強の有用性を学ぶ方法もおすすめです。

ロボット教室では、図のようにロボット作りを通して自然と算数の知識を学ぶことができるので、苦手意識なく算数の勉強ができます。

落ち着きがなかった発達障害のある子やグレーゾーンの子が、ロボット教室を始めたことで集中力がついたという事例もあります。
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否定から入らない、できているところに注目

私が塾講師のときに心がけていたことですが、答え合わせの際はまずできたところを褒めるようにしていました。

減点方式で、できなかったところを指摘するよりも、できた部分を少しでもいいので褒めると、反応が薄かったとしても実は結構喜んでいたりします。

疲れているのに机に向かっただけ、間違えてもまず挑戦したこと自体を細かに褒めると、やってみようという気持ちになります。

前の状態からの成長を喜ぶ

勉強をほめる

子どものトイレトレーニングの頃、いつできるようになるのだろうと辛く思っていましたが、今では当たり前のようにトイレへ行けるようになりました。

以前はちょっとトイレへ行けただけで褒めていたのに、今ではそんなこともしません。

しかしふと、以前の辛かった気持ちや、成長に喜んだ気持ちを忘れてしまうのは良くないな、と思うようになりました。

勉強も同じで、以前の状態を思い出してみると、実は少しづつ子どもも成長した部分があるはず。

日本の学校ではどうしても減点方式の見方をしがちですが、ぜひ加点方式の見方を意識してみてください。

環境などの根本原因を解決する

勉強ができない原因となっている環境があるかもしれないので、思いつく限り整えてみるのもおすすめ。

もし漫画や動画、散らかった部屋が原因ならそれを一旦排除するとか、あえて先に遊ばせてみて、キリのいいところで勉強に切り替えるようにするなどです。

それでも問題が無いようなら、学校での出来事に何か不安があるかもしれないので、話を聞いたり、集中できないようなら一旦休んでから勉強を始めてもいいかもしれません。

ただでさえ学校で他人と過ごし、習い事などもこなしている子どもたちは本当によく頑張っています。

お風呂や夕飯の順番など、一度平日のルーティーンを崩してみるのも手だと思います。

息子も平日はぐったりして勉強を嫌そうにしていますが、休日の朝だったりすると意外と元気に取り組む姿が見られます。

自分自身も勉強する

子どもによっては、「大人は勉強しなくてうらやましい、ずるい」ということを言う子もいます。

そんなときは、親自身も仕事でも資格でも、勉強する姿を見せてあげるといいでしょう。

もしくは一緒に勉強したり、百ます計算対決なんかしてもいいかもしません。

あえて負けてあげることで、「親に勝った」という子どもの自信にもつながります。(高学年になると通じなくなる場合もありますが…)

勉強ができない子にイライラする!原因と対処法まとめ

勉強できない子にイライラしてしまうのは親なら当たり前のこと。

どんなに頑張っても理解できないようなら、いっそプロに任せてしまうのが一番おすすめ。

もし顕著な勉強の遅れがみられるようであれば、学習障害の診断をしてみるのも手です。

イライラしてそれまで築いてきた親子関係を崩さないようにしていきたいですね。

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天神
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