この記事では、ワンダーボックスのアプリにはどんな内容があるのか、徹底解説していきます。
- ワンダーボックスにはどんなアプリがあるのか
- 5歳児の息子がやってみて特に大きな変化がでたアプリ
- 年中・年長におすすめのアプリ
- ワンダーボックスの無料お試し体験で使えるアプリ
- アプリのみ受講したい場合の方法
ワンダーボックスはSTEAM教育アプリとキットを通して、思考力・創造力・意欲を引き出す通信教材です。
ワンダーボックスのアプリに含まれる問題はなんと100種類以上!
こんなにあるなら本当に子どもが興味が持てるのか、把握しておきたいですよね。
お勉強系が嫌いな5歳息子ですが、アプリで思考力がつき、将棋やレゴが上達する変化が出てきてびっくり!
どのアプリでそうなったのかも詳しく解説していきます。
STEAM教育は実際に通うと、プログラミング教室の受講料だけでも月額10,000円前後が相場。
でもワンダーボックスは3,700円でSTEAM教育全体が学べる教材です。
通信教材にしては高くても、実際やってみると「これは地頭が良くなるね」と納得ができるアプリだらけ!
また、アプリについてここまで解説したサイトはなかなかないので、ぜひ最後までご覧ください♪
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本記事のチェックポイントはこちら!
- どのアプリが効果的だった?
- 未就学児におすすめのアプリ
- どうして月単位で変わったり制限があるの?
本記事は徹底解説のため長いです。
気になる所は目次でジャンプしてね!
ワンダーボックスにはどんなアプリがあるの?
ワンダーボックスのアプリは毎月25日前後に届くキットとともに、解禁します。
アプリだけでも18種類!
毎月その中から、アプリ単体で遊べるものだけでも9種類程選ばれてくる形です。
開くとさらにゲームが細分化されているものがあるので、ゲームも全て合計すると100種類以上はあるかも…
ワンダーボックスのアプリは毎月すべて同じわけでではなく、
以下の表から抜粋されて月ごとに違ったものを楽しめるようになっています。
ゲーム名 | 内容 | 養える力・効果 | |
思考力 | シンクシンクプラス | 迷路・パズル・立体・図形など | 思考力・論理性・空間認識力 |
バベロン+ | シンクシンク+系の問題を1問抜粋、段階的に難易度レベルアップ | 思考力・論理性・空間認識力 | |
アトラニアス | 算数オリンピックレベルの難問 | 思考力・発想力・論理性 | |
ジュニアランド | 年中・年長向けの直感的な思考力問題 | 思考力・自己肯定感・基本操作 | |
戦略 | コードクラフターズ | プログラミングを使って自由に表現する | プログラミング思考・論理性・創造性 |
コードアドベンチャー | 変数などの抽象概念を理解し、プログラミングの基礎を身につける | プログラミング思考・論理性 | |
プログラミング | たいせん!ボードゲーム | 思考力を鍛えるボードゲーム毎月1種類。オンライン対戦可能 | 戦略・論理性・他者性 |
サイエンス | テクロンとひみつのけんきゅうじょ | 風・熱・光などの現象を自由に実験、科学法則を感覚として理解 | サイエンス・発想力・創造性 |
ケミーのじっけんマップ(6歳〜) | 月ごとに与えられる素材を化学反応させ、新しい物質や化学的性質を発見する | サイエンス・発想力・思考力 | |
アート | ミエールのへんてこミュージアム | 味や音など目には見えないものをテーマに自由に表現 | 創造性・感性・表現力 |
うごけ!ピコット | アニメーションの仕組みに楽しみながら触れる | 創造性・表現力・発想力・感性 | |
ずっこけびじゅつかん(6歳〜) | 2こまマンガのオチを想像して描く | 創造性・表現力・他者性 | |
エンジニアリング | ピクトロボ | オリジナルのロボットを創り、課題を解決することに挑戦 | 発想力・創造性・問題解決力 |
ガラクタビルダーズ(6歳〜) | 身近な素材を組み合わせて作品を創る | 発想力・創造性・観察力 | |
総合 | ミッションハンター(6歳〜) | 様々な角度のお題に対し、写真を撮るなどして回答する | 発想性・創造性・メディアリテラシー |
そっくりさがし | 2つの絵の共通点を探し、意見を簡潔に述べる | 抽象化力・発想力・言語化力 | |
ピクタネット | ○・△・□・ーの4種類だけ使ってお題を完成させる | 図形センス・発想力・創造性 |
その中に含まれるゲーム内容が変わります。
※もう1つ「ハテニャンのパズルノート」というアプリもありますが、
キットと連動して使うものです。
※アプリ詳細は公式サイトにて内容が確認できます。
※年齢ごとの教材スケジュールは月によって変わります。
※まだやったことのないアプリに関しての口コミは無いものがあります。それらを確認したい場合は、公式サイト にてご確認ください。
たくさんありますが、ざっくりこのように分けられるのではないかと思います。
- 図形や空間認識力のつくもの
- プログラミングの考え方が体感できるもの
- 普段できない実験がオンライン上で体験できるもの
- 答えのない問題に答えて思考力を鍛えるもの
- 戦略的に考えたり、問題解決のために試行錯誤が必要なもの
- 作品を作ったりして創造性を豊かにするもの
まさに「STEAM教育」を利用して「地頭を鍛えるもの」ばかり。
あと、世界観やキャラクターがとにかくかわいい!
写真付きで詳しく解説していきます!
思考力強化の「シンクシンク+」
まずシンクシンク+は、他のアプリとは異なり、
シンクシンク+アプリの中だけでも、さらに100種類以上!のゲームがあります。
毎月、8種類は選ばれた状態でくるのですが、1種類は自分で選択することができます。これを何にするかで、今月はどのゲームに集中するかが決まります!
また、1日にできるゲーム回数は3つまでです。
盛りだくさんですが、お子さんにぴったりのアプリが見つかるように説明したので、ぜひ読んでみてくださいね!
みた感じ、ざっくり分けると、
「図形・立体系」「迷路系」が多く、あとは複数条件を考える「論理性を問うもの」や、数字や量感を養う「数的処理」などもあります。
シンクシンク+の「図形・立体系」
図形・立体系は結構難問もあります。うちの子の場合は途中できなくなるものも多かったのですが、もし小学校受験を考えているならやったほうがいいでしょう。
転がして、スタンプが押される場所を探す問題
重ねるとどんなかたちになるか問う問題
切り口がどの色かを考える問題
これは結構難しい〜!!
もちろん段階的に難しくなっていくので、はじめは簡単ではあります。
シンクシンク+「迷路系」
ワニに見つからないようにゴールする問題
ワニが正面向いている方向を通らないようにゴールします。
すべりながらゴールを目指すもの。
壁から壁まではノンストップで滑ってしまうので、考えながら進む必要があります。
シンクシンク+「論理系」(複数条件系)
シンクロして動く2匹を同時にゴールさせる問題。
矢印を押すと、2匹が同時に同じ方向へ動いてしまうので、
片方だけ動かすには、片方をどこかで壁などで足止めしておく必要があります。
この写真2枚めだと、次のターン左で青いヤドカリの方はゴールで止まります。
その次では下を押せば赤いヤドカリはゴールできます。
これの逆動きバージョンもあります。
右矢印をおすと、片方の牛は左へ動く。こ、これは難しい…!笑
こちらは、該当の記号の箇所に同じメダルをはめるもの。
おじゃま虫くんをどかしながら、かつ他のメダルも動けるように考えながらスライドで動かします。
図形要素や迷路要素も入りますが、
線路をつなげて複数電車をゴールさせるなども、道筋をたてる練習になります。
複数条件考える問題は一見難しくみえますが、未就学児でも意外とできます。
図形問題は選択式のものも多く、頭でイメージしなければいけないのに対し、
こちらは結構手を動かすして何度も試すことが許されているので、
試行錯誤するうちにできたりします。
シンクシンク+「数的処理系」
数字の順番につなげたり、
数字の数だけライトを光らせるものなどもあります。
ワンダーボックスといえば「教科教育はしない!」イメージなのですが、
数字の量感や順序など、算数に直結しそうなゲームもあるんですよ♪
シンクシンク+は対になるゲームもある
あとは同ゲームの難しいバージョンであったり、逆バージョンであったりと、対になるものが結構あります。
「箱はいくつある?」があれば「見えない箱はいくつある?」という問題もあり、
われない風船はどれか?を探すものもあれば、「すべて風船をわるにはどうしたらいいか」という問題もあり。
モアイをどかしてゴールまでたどり着くのが、
1人バージョンと2人同時に動かすバージョンがあったり。
片方に慣れたら、もう片方もやってみるとまた脳の別の部分が鍛えられそうですよね!
集中的に思考力を高めるバベロン+
バベロン+は、シンクシンク+の問題の中から毎月1問題選ばれ、それを集中的に取り組むタイプのもの。
シンクシンク+は時間制限やプレイ回数が1日3つまでと決まっているのですが、こちらは何度もプレイでき、前回間違えたところからまた始められるのがいいところ!
好きになると、それしかやらないタイプの息子はシンクシンク+よりこちらのほうが好きみたいでした!
後半になるにつれ、結構難しくなってきますが「あともう少しで解けそう!」という時に持つ「集中力」「粘り強く考える力」を伸ばしてくれます。
達成した数に応じて塔が高くなるので、視覚的に成長が感じられます。
こんな小さなことが、子どもにとっては自分が培ってきた成功体験になるので、
良い影響があると思います。
性格もありますが、息子は1番ハマっていたアプリでした!
サイエンス系「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」
いろんな自然現象をテーマに「けんきゅう」「じっけん「かいはつ」ができます。
あらゆる素材を組み合わせる大掛かりな実験など、
リアルだとなかなか大変だったり、難しいものも再現できます。
「けんきゅう」ではまずどのような動きをするか勉強します。
蛇口から水を出して、コップまでたどり着くようにホースなどの素材を試行錯誤しながら動かしていきます。
こちらの場合だと、ホースをどの向きにするかで何度か試行錯誤しました。
下に向けてしまうと、水はボールに当たってしまって、ボールの方がコップに入ってしまいうまくきません。
だんだん難しくなりますが、こちらもホースの向きが重要で、
のようなピタゴラスイッチ的な動きになるのが楽しいです!
「かいはつ」では、そうした仕組みをオリジナルで創ることができます。
手を動かしながら試行錯誤できる、という点が学びの深みに繋がるアプリです。
この実験のせいか、息子は「じっけんやる!」と言ってお風呂の水で遊ぶ頻度が多くなりました。笑
6歳以上になると、「ケミーのじっけんマップ」で自然現象や化学法則などを感覚的に学ぶこともできるようになります。
戦略が学べる「たいせん!ボードゲーム」
ボードゲームでは1人だけでなく2人と遊んだり、全国の友達と対戦したり(日時は毎月決まっていますが)することも可能です。
結構難しいものもありますが、難易度も変更できるのでご安心を。
こちらは自分のコマを増やしていって10個以上になったら勝てるボードゲーム。
置いてある自分のコマをタップすると、そのコマと周りのコマが相手の色になるので、不利な状況の時にうまく活用して状況を変えたりもできます。
どうやったら勝てるかという戦略性や、道筋をたてる論理性、相手の動きを考える他者性なども身につきます。
息子はこのころから現実の将棋もやるようになりました。
年中・年長はボードゲームを始めるのにちょうど良い時期かも!
プログラミングの「コードクラフターズ」
「コードアドベンチャー」
矢印の配置によって恐竜くんが動くので、どのようにしたら上手く動くのか?と考えながら、プログラミングの基本的な考え方が学べます。
パンチによってブロックを動かしたり、
プログラミングでは必須の「繰り返し処理」(同じ行動を何度繰り返すか指示する)も学べます。
シンクシンク+などは制限時間がありまずが、こちらは制限時間なくできるのでゆっくり考えられるのがいいです!
「ロボットは指示をして初めて動く」という、プログラミングの本質的なところを理解することができます!
エンジニアリングアプリ「ピクトロボ」
ロボットをつくって課題を解決する、がコンセプトですが、
実際はそんなに大掛かりなことをするわけではなかったです笑
おそうじロボの体の形状を、ゴミや水滴を掃除できる最適な形に考えるもの。
だんだん障害物が出てくるようになってきて、大きいと通れなかったりするので、状況に合わせて作り変える必要が出てきます。
うちの子は結構楽しかったようで、このアプリから始めることも多くありました。
問題解決力や、デザインセンスが着くと思います!
アート系アプリ
アート系も毎月内容が変わります。
息子が好きだった「ミエールのへんてこミュージアム」は、
概念や匂い、味など、「目に見えないものを絵に表すとどんな感じかを自由に表現」します。
お題や素材が限られているからこそ、その中で工夫する力や発想力が磨かれていきます。
ちなみに息子はこんな感じで表現していました。(これはふわふわ、なのか…?笑)
小学生になると、漫画も2コマ目を考えたりするものなどがあります。
こちらも小学生以降ですがアニメーションを勉強するアプリもあります。
要するに「パラパラ漫画を作ってみる」ということだと思いますが、
動きの要素の一部を切り取る力がつくと思います。
総合アプリ
総合アプリとは「答えのない問題を探す・自由に表現するアプリ」ともいえます。
こちらの「そっくりさがし」とは、画像を2つ見比べて
共通点を自由記述するもの。答えによってポイント数が変わります。
どう見ても違くみえる2つから共通点を探さなくてはならないこともあります。
違う角度から見つめ直す力や、それを伝える表現力が身につくと思います。
こちらは小学生からですが、「そっくりさがし」の応用のようで、
リアルの正解で「共通するもの」を探して写真を撮ってきます。
小学生からの冒険の範囲も広がりそうですね!
こちらは、○や□、△などの限られた図形で表現する力がつく「ピクタネット」。
お題を元に完成させるだけではなく、元にある画像を見て、それらの図形に分解して捉え直すという問題も。抽象化する力や図形センスが鍛えられます!
どのアプリが効果的だった?
個人的なおすすめは思考力系アプリ(「シンクシンク+」「バベロン+」)と、
「たいせん!ボードゲーム」です。
シンクシンク+とバベロン+は、一部が無料アプリ「シンクシンク」として独立しているだけあって、ゲーム種類も一番多く、気合が入っていると思います。
図形や立体の力もかなりつく実感があり、
3ヶ月受講すると、こうした立体的絵も描けるようになりました。
あとはシンクシンク+でやった問題を、レゴでもやってみたりすることが多くなりました。
階段のゲームをやったあとに階段を作ったり…
「たいせん!ボードゲーム」では、あまり見たことが無いような戦略的ゲームが毎月楽しめるので、戦略的な思考もよく付きます。
ワンダーボックスでボードゲームをやるようになったこともあり、
その後将棋なども積極的に興味を持つようになりました。
意外にも、「これをとっちゃうと、次は飛車で取られちゃうからやらないよ!」など
1~2手先が読めるようになったりしています。
つまり、「アプリでやったことを、そのまま現実でも応用しようとする」ということが増えてきたと思います。
今はまだ学校へ行っていないのですが、学校へいくようになれば勉強に応用してくれる可能性が十分あると思います!
実際にシンクシンクをやってみた結果、IQや学力が上がったという実証実験も存在します。
ワンダーボックスは他にも、プログラミングや科学実験までタブレットで行えてしまうので、本当に脳のいろんなところが鍛えられると思います。
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未就学児におすすめワンダーボックスアプリ
うちは年中から始めたので、やってみると結構難しいものもありました。
難しいのを最初に選んで「できない!やめる!」とならないように、
難易度が適したおすすめのアプリやゲームをご紹介します。
とはいえ、たいてい、難しいものは勝手に離脱してくれるとは思いますが(笑)
- ジュニアランド
- シンクシンク+
- バベロン+
- アート系
簡単!ジュニアランド
こちらは年中・年長向けにわりと最近出てきたゲームのようなので、難易度は易しいです。
シンクシンクなどの基礎となる考え方を学んでいくイメージ。
すぐに「不正解」扱いにならずに、納得するまで試行錯誤しながら、
正解までたどりつくことができます。
例として、絵の中にある該当の図形を見つけるもの。
どこに橋をかけてあげればゴールへ着く考えることもできます。
あとは運筆練習っぽいこともできます。
ただこれらは結構簡単なので、うちの場合、息子には少し物足りなかったよう。(^^;)割とすぐあきてしまいました。
ただ導入としてはいいと思いますので、タブレットやゲームを始めてやる子、年中さんになったばかりの子などにおすすめです!
シンクシンク+の迷路系・論理系・数的処理問題
障害物を避ける・移動するなどしてゴールにたどり着くのは、やり方も理解しやすく、かつ思考力も鍛えられます。
こちらもゴールするまで試行錯誤することができます。
また、量感や数字をつなげる問題は、小学校前準備にもなります。
どっちが多いかを考える問題はまさに未就学児にピッタリです。
数字を順番につなげたり、数字と同じ大きさに囲むなど、数字の概念や量感も覚えることもできます。
ワーキングメモリーを鍛える問題もおすすめ!
「ワーキングメモリー」とは作業の際に情報を一時的に記憶しておく力のこと。
例えば暗算をする時には繰り上がりのある計算を行ったときに、繰り上がった数字を覚えておくなどの短期的な記憶力です。
身近な例だと、会話の時は相手の言葉を短期的に覚えて受け答えをしています。
学術研究では、このワーキングメモリーが高かった子どもは総じて学力も高かったことが明らかになっているので、大変重要な力です!
このゲームは道が見えないのですが、ボタンを押すとレントゲンのように「実はトンネルになっていて通れる場所」が映し出されます。
しかしボタンを離すと消えてしまうので、先程見えた場所を覚えておく必要があります。
これはワーキングメモリーを鍛えるのにピッタリな問題です♪
アート系・創作系アプリ
未就学児(2022年)の場合は「まぜまぜパレット」と「ミエールのへんてこミュージアム」が交互に来ます。
「ミエールのへんてこミュージアム」は既述の通り、五感などの目に見えないものを表現する力がつきます。
未就学児で絵や工作が嫌いな子はあまり聞いたことがないので、
他のアプリはやらなくても、これだけは楽しんでやる可能性があります♪
「まぜまぜパレット」は、お題の色になるように絵の具を出して混ぜるゲームです。
混色の比率によってちゃんと色が変わるようになっているようで、
比率感覚を理解することができます。
色に興味のある子だとより楽しむ事ができると思います。
このようなアート系は年齢関係なく、広く長く楽しむことができます♪
未就学児だと難しいと思うアプリ
もちろん、各家庭レベルに応じて一度やってみてもいいろ思います!
シンクシンク+の図形・空間系問題
シンクシンク+といえば空間認識能力の向上!…と思うのですが、
結構大人でも難しいかもと思うのもあります。(いや、私だけかもしれないですけどw)
例えば切り口の形を予想したり、展開図からできる図形を予想したりする問題は、
実際には小学校からのレベルになります。
そのため、未就学児の導入ゲームとしては向いていないかもしれません。
ただ、小学校受験を受ける場合は必要だと思います。
また解けたら大きな自信にもなるので、慣れてきたら挑戦してみましょう!
アトラニアス
算数オリンピックに出されるような問題が週替りで出題されます。
難易度は4段階あり、簡単モードから、大人も考えてしまうような超難問まであります。
アトラニアスは実際に手書きをしながら考えることができるようにもなっています。
これは一番簡単なモード。簡単モードであれば割とできるかもしれません。
しかし難問になるとより複雑になってくるのと、選択式なのでわからないと適当に押して正解になることもあります。
ワンダーボックスがだいぶ慣れてきたら、一度は挑戦してみてもいいと思います。
算数が得意な子ならぜひともやってみてください!
問題作成アプリ(ハテニャンのパズルノート)
ワンダーボックスには「ハテニャンのパズルノート」などの、
キットを使って自分で問題作成して、それをアプリ上で実装できる仕組みがあります。
問題作成するということ自体は能動的で大変素晴らしいのですが、まだ問題そのものに慣れていないうちは、問題作成はちょっと難しいです。
問題自体に少し慣れてきたらのほうがいいのかなという感じです!
こんなにアプリがあってやりこなせるのかな?
果たしてこんなにあって料金分ちゃんとできるの?
確かにアプリの選択肢が多すぎるので、「たくさんあるのに目についた1つばかり今日はやっている…」ということはあります。
ワンダーボックスは、「とにかく意欲を持って取り組める」ことが大切にされているため、幅広い教材を用意しているとのこと。全てやりきらなくて良い前提で出されているようです。
しかし、心理学的には子どもは「命令される」より、「自分で選択した」ほうが意欲も伸びも全く違うと言われています。
たくさんのアプリがあるということは、それだけ選択肢があるということ。
選択できるということは、子どもにとっても良い影響を与えてくれるものだと思います!
特に未就学児のころはまだ「これは苦手」という固定観念がないので、いろんなゲームに意欲が持てると思います。
いろんなゲームがあることで好奇心が刺激されますし、それらに挑戦することで、「学ぶことは楽しいもの」だと自然に感じられるようになると思います。
アプリはどうして月単位で変わったり制限があるの?
アプリがたくさんある一方で、内容は毎月変わってしまいます。
そのため、「前と同じものをやろうと思っていたのにできなくなってる!」ということもあります。
しかもアプリの中でも、シンクシンク+は「1日3回まで」という制限があります。
もう一度やりたかったのになんでできないの〜!
という声も確かにあるようなのです。
それに対し、運営会社のワンダーラボさんでは、
過去教材が溜まって負担になるよりも、新しいものにどんどん取り組み、意欲を継続してほしい意図を示しています。
たしかに、まさにホームゲームのようにダラダラやるよりは制限があるほうが集中してやるよう気が…
シンクシンク+の「1日3回」に対してはこのような回答です。
出題する問題種類を絞っているのは、アプリ「シンクシンク」では自ら選ばなかった問題の面白さも知ってほしい、1ヶ月ごとのリズムを作ることでその問題を味わい尽くしてほしいという思いからです。
そのような中でプレイ回数制限を設けているのは、1回1回のプレイの価値を下げないためです。制約があるからこそ1プレイに集中して取り組み、1プレイでもっと解けるようになるための工夫をすることでしょう。制約は人の創造性を引き出す大きな要素の1つですが、何回でもプレイできてしまうことは、1プレイにのめりこむことの妨げになってしまう可能性もあります。
WeThink 「保護者の方の疑問に答えます!【ワンダーボックスQ&A:2020年7月号】(前編)」より引用
「自ら選ばなかった問題の面白さも知ってほしい」
そして、「制限があるからこそのめりこめる、集中して取り組める!」という考えは強く持っているようです。
このような思いがあると考えたら、毎月アプリ内容が変わってしまうのも納得できるような気がしませんか?
子どもにも、アプリは変わることや制限があることを伝えておく必要がありそうですけどね。
アプリだけの契約はできる?
という要望もあるようですが、残念ながらアプリのみの契約や、キットのみの契約はできないようです。
もし「キットはまだ年齢的にも親の負担的にもできなそう」ということであれば、しばらく興味が出そうなタイミングまでとっておくというのもいいと思います。
無理にやるよりも、子どもが意欲を持ってやった時のほうが知育効果もあると思います。
キットは自分で考える力がついたり、試行錯誤できるしかけも。
とても良質なのでできればぜひやってほしいと思います!
ちなみに、教材難易度はお問合せフォーム(Q&A一番下)より希望すれば一つ下の学年にお願いすることも可能です。
私は子育て関係の本は月10冊以上読んでいますが、その中には
「ワークは、実年齢より1年齢下げたほうが自信につながって良い」という考えもありました。ご家庭の判断によってお願いしてみてもいいと思います!
無料アプリ「Think Think!」(シンクシンク)って何?
まず、これまでご紹介した「シンクシンク+」はワンダーボックスを受講している人だけが使えるアプリ。
一方「Think Think!」(シンクシンク)はその中から一部抜粋されて構成されたアプリで、無料で使うこともできます。
サイトへの直接申込みなどは不要。スマホやタブレットにてダウンロードできるので、気軽にできます。
ゲーム数はコース選択によりますが、32種類~100種類も!
ただワンダーボックスのように、1種類は「自分で選ぶ」ということはできないのと、
月替りではなく、ゲームは日替わりになります。
また料金プランによるコース選択ができます。ダウンロード段階では無料フリープランになっているのですが、無料だと1日1プレイのみで、ユーザー登録も1人。
正直、無料だと全然遊べません。。
一方、スタンダードコース・プレミアムコースは有料ですが、1日3回か、一週間に21回プレイを選択することができます。ユーザー数も増やすことができるので、兄弟もOK。
日替わりでゲームが変わるのであれば、なおさら1日のうちにたくさんやりたい所!
そのため、課金コースを選択する人も多いようです。
しかしなぜその後、ワンダーボックスに変えたかというと、
シンクシンクは「算数系のみ」で、他のSTEAM教育のアプリ(プログラミング、サイエンス、アートなど)はできないからです。
うちはシンクシンクが楽しくできたので、せっかくなので他のSTEAM教育も同様に学ばせたい!と思い、ワンダーボックスにシフトしました。
でも、ワンダーボックスのコードアドベンチャーなら実際のプログラミングの操作と考え方が同時に身につきます。
その上、ワンダーボックスはキットも来るので、アナログとデジタル両方を融合しながら楽しむ新感覚の教材でもあります。
そのため、「アプリシンクシンクに課金するなら、普通にワンダーボックスにしたほうが知育効果はあるかな」と私は思います。
シンクシンクに関しては、こちらの記事も参考にしてください♪
無料体験で使えるアプリは?
ワンダーボックスは、入会前に1ヶ月間無料でお試し体験をすることができます。
私は2020年夏に年中・年長版として体験しましたが、当時無料体験で使えたのは
- ジュニアランド(未就園児向け思考力アプリ)
- バベロン+ (シンクシンクの算数系問題を一つ集中的にやるアプリ)
- コードクラフターズ(プログラミングアプリ)
- ペーパーラボ(キット連携アプリ)
の4つ。
ちなみに小学生では
- バベロン+
- そっくりさがし(2つの画像から共通点を自由記述)
- たいせん!ボードゲーム
- ペーパーラボ
の4つです。
これらのチョイスは年齢にも合っていますし、ぜひやってほしいと思うアプリなのでワンダーボックスの良さをよく知ることができます!
ちなみに「ペーパーラボ」は、折り紙で作った作品をオンライン上で実装できるキット。
折り紙は作り方がありますが、記号や合わせる線がついているので、
未就学児でも易しいものです。
撮影してタブレットで実装すると、動いたり跳ねたりしてくれるので愛着もわきますし、楽しいです!
お試しはこちらのURLから。アプリなら即日試すことができます。
(キットは後日届きます)
公式サイトでも、スクロール中盤あたりに体験申し込みに入ることができます。
また、運営会社のワンダーラボさんは、今のコロナの状況を受けて様々な取り組みを展開しています。
今なら休園や休校中のおうち時間を長く過ごす人向けに、無料問題集も公開しているようですので、ぜひダウンロードしてみてください♪
一時期はコロナを受けて、シンクシンク有料版の無料開放などもやっていたようですよ!
休園・休校の影響でおうち時間を長く過ごす皆さまへ、オリジナル問題集を公開いたしました。どなたでも無償でダウンロード、印刷可能です。
ご家庭で過ごす時間の中で、この問題集でお子さまのおうち時間が少しでもわくわくする学びの時間になれば嬉しく思います。
— ワンダーラボ(シンクシンク_ワンダーボックス) (@WonderLabedu) February 1, 2022
ワンダーボックスアプリについてのまとめ
ワンダーボックスにはざっくり分けて以下のようなアプリがあり、STEAM教育を通して、地頭(IQ)や思考力を高めることができます。
- 図形や空間認識力のつくもの
- プログラミングの考え方が体感できるもの
- 普段できない実験がオンライン上で体験できるもの
- 答えのない問題を考えて思考力を鍛えるもの
- 戦略的に考えたり、問題解決のために試行錯誤が必要なもの
- 作品を作ったりして創造性を豊かにするもの
アプリは年間カリキュラムがあり、基本的には毎月違うものが選ばれてきますが、種類が豊富なので、好きなものを選択して遊ぶことができます。
毎月違うものに変わるのは、意欲や集中力を持続させるため。
ワンダーボックスはアプリだけの契約はできないので、
アプリだけの継続を望むようであれば、算数系思考力特化の「シンクシンク」を試してみるのも手!
ただ、
- シンクシンクアプリは、日替わりで違う問題になってしまう
- 無料プランだと全然できないので、やるなら課金(300円/980円)しなくてはならない
- シンクシンクのアプリでは、プログラミング、ボードゲーム、サイエンス、アートなどはできない
せっかくやるのであれば、ワンダーボックスでさらに世界を広げてあげるほうがいいと私は思います。
STEAM教育は実際に教室に通うと、受講料だけでも月額10,000円前後が相場です。
(プログラミング教室・科学実験教室など)
入会金や教材費を含むとさらにかかるでしょう。
ワンダーボックスは、1年一括払い払いで月換算3,700円。
この値段でSTEAM教育がすべて学べるのは、他の教材にはありません。
ただ、それでも私は最初「通信教材にしては高いかも」と思っていました(笑)
ですがやってみると本当に問題が良質すぎて、「これは確かにこのくらいかかるわ!」と、今は納得して使えています。
それに、「私もこれを小さい頃からやっていれば違ったかも…」とも思っています。
「知力」とは、知識はなくても思考力があって解けるもの。
学力では測れない思考力の部分は、学校の勉強よりずっと根底にあるものです。
ワンダーボックスは学力の基礎となる思考力や意欲を高めるには最適な教材です。
学力がまだ浅い子供時代ににお金をかけてあげたほうが、将来を良い方向へ導く手助けができるかもしれません。
ぜひワンダーボックスの世界を覗いてみてはいかがですか?
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