理系の人は子どもの頃何してた?インタビュー【理系分野は強くできる!】

驚く子どものアイキャッチ画像理系にする知育

理系と文系では給与に約100万円の差が出るといわれています。

理系は専門性が必要になるという点で、給与の高い職も多く、
また様々な発想から新しいモノを世の中に生み出す仕事も多いです。

そういった点もあり、また論理的思考を鍛えるという点においても、
理系分野に苦手意識の無い子にしたいと願う親は少なくありません。

一方、子どもの性格は「ガチャである」とも言われることもあるくらい、
先天的に持った能力は何なのかは人によって異なります。

そのため

理系の能力は後天的に身につくものなのか?そうでないのか?

理系分野を苦手にしないために、何をしてあげればいいんだろう?

という疑問もあります。

そこで、現在
理系の専門的な職種で活躍している人が
小さい頃どんなことをしていたのか聞いてみました!

インタビューに応じてくれたのは

理系専門職の夫

高校の化学の先生

理科実験教室の先生

など何人かです。(増えたらまた更新します!)
ざっくり分野的には工学・科学・化学分野で活躍する友人たちです。

 

個人的には、想像以上に参考になる結果であり、
「後天的な要因、親の関わりってやはり大きいんだな」と思えるような内容でした

内容を読んで頂き、今日から実践してみると、
子どもが今後算数などの理系科目に苦しむことがなくなるかもしれません。
文系親であっても、理系の子に育つかもしれませんよ!

理系の人が小さい頃やってた遊びは?

走る子どもの画像

小さい頃(幼児期~小学校低学年)に、どんな遊び方をしていたか聞いてみました。

「小さい頃は、好奇心旺盛で、とにかく外遊びが好きで、冒険ごっことかで、よく森や川に遊びにいくアクティブな子でした!

 実験好きなエピソードとして思い当たるのが、ねるねるねるねなどの、知育菓子が大好きで、混ぜて色が変わったり、それが食べられたりと楽しくて、頻繁に母に買ってもらってました☺️💓
(理科実験教室の先生をしている女性)

「近所の子達と、近くの神社でよく遊んでました。鳥居側と境内側に分かれて陣取りをしたり、境内の床下で蟻地獄捕まえたり。とにかく神社まで走って行ってました。」
(化学を教えている高校教師)

「川釣りによく行っていた。あとは化石発掘体験に行かせてもらったのが楽しかったのが今でもよく覚えている。あとはゲームは普通にやってたかな。」(理系専門職夫)

 「娘はLaQというブロックをひたすらやっていました。」
(薬剤師を目指す娘をもつお母さん)

兄はよく、屋外で虫眼鏡で日光を集め、黒い折り紙を燃やしていました。(理系兄をもつ筆者)笑

理系人はみんな自然体験をしていた

結構、共通してみんな答えていたのが「自然体験を積極的にしていること」です。

自然は人間ではコントロールができない存在。

論理的思考の基礎である「なぜ?」と思う力もよく身につくと思います。

また「ねるねるねるね」や虫眼鏡、化石発掘のように、
科学実験のような実体験をすることも
知的好奇心をくすぐるのだと思います。

そんな小さなことでも今でも記憶に残るということは、
やはり面白いと当時感じていたからなんでしょうね。

生き物を観察することで観察力はもちろん、なぜこの身体の構造で、ここに住んでいるのかを考える思考力、

昆虫採集をすることで「どうしたら捕まえられるんだろう?」と考える問題解決能力が身につきます。

自然のものを使って何かを作ったりすることでも、想像力や創造力、発想力も身につけることができます。

ちなみに私も自然に囲まれた生育環境ではあったものの、運動が嫌いで
一人で家で人形遊びするほうが好きな子どもでした
だからコミュ障かつ理系にならなかったのかな

ブロック遊びは知能を高める

ブロック遊びも理系教育には有効というのはよく言われています。

レゴブロックが有名ですが、インタビューで登場したLaQとはこのように、
球体がつくれるなど、レゴよりもなめらかに立体物の曲線を再現できます。

平面で遊んでも立体で遊んでも大丈夫。
海外での受賞歴が多い日本製の知育玩具だそうです。

ただちょっとブロック同士の接続が難しいようなので、
年長さんや小学校へ入ってからのほうが使いやすいみたいですね!

ブロックもいろいろあるので、お子さんが好きそうなものを選ぶと良いと思います。
与えるものによって、子どもの伸ばせる能力は異なってきます。
下はうちにあるマグネットブロックですが、自宅にそれがない子と一緒に遊んだ際、
見えない部分空間の認識能力に差が見られたことをよく覚えています。
左が友達、右がうちの子が作ったものです。

マグビルとで作ったおもちゃ

ブロックに興味がないと思っても、家にあると意外と遊んだりすることもありますよ!
児童館や友達の家で使わせてもらって、一番反応がいいものを選ぶといいと思います♪

勉強面での理系エピソード

勉強するこども

小学生以降、勉強面では何の科目が好きだったのか、
どのような勉強をしていたかなどを聞いてみました。

「算数や数学は父に特訓されていて、パパドリルって名付けて、毎日1ページ、市販の算数ドリルをやって、夜父に提出して、次の日の朝に丸つけして返されるという赤ペンパパをやってもらってました。

得意ではなかったかもしれないですが、そんなふうにしてもらえたことで、自然と算数や数学解くことが日常の風景になってたと思います。

難しい単元の時は解けなくてどうしよう😵とプレッシャーになった日もありましたが、次の日に丸つけて返ってくるのもコミュニケーションのひとつとして楽しんでたと思います!」
(理科実験教室の先生をしている女性)

「生物が好きでした。が、点数は化学の方が取れました。下手の横好きだったと思います。」(化学を教えている高校教師)

「国語が得意で、現代文はいつも満点をとっていた。国語の先生になろうと思ったこともあった。
数学は理系にしてはそこまで得意じゃなかったかな」(理系専門職夫)

勉強は親の関わり方が重要

理系といっても方向性や分野はさまざま。

理系科目だからといっても、すべて得意なわけではないようです。

1番気になったのが算数ドリル(パパドリル)です!!

お父さんと自主的に勉強なさっていたらしく、すごいなと思います。

やり方をよく聞くと、
間違えをすぐに正すより

「まずは一通り全体やってみよう!」

という趣旨だったようなので、

間違ったところには
お父さんが書いたヒントのコメントがあったそうです。

そして解説はその後に見て、どんどん次に進むという形でやっていたそうです。

すぐに答えを出さず、
①ヒントでまず一度考えさせて考える力を養い、
②間違いに執着するのではなく、次に進むことで
続けるモチベーションを維持させた

のかなと考えると、かなりやり手のお父さんです

算数ってわからないと嫌になりやすい科目だと思うのですが

これなら楽しくできそう!親の関わり方は重要ですね。

そういえば漢字ドリルに、うこドリルって流行ったじゃないですか。
あれって子どもが勉強楽しくなる、すごい発想だと思うんですよね。
息子はうこ大好きなので、効果てきめんでした。

国語力だって論理的思考

また理系科目が得意な人は、論理的思考をする習慣がついています。

そのため、現代文などは意図を読み取るという意味で論理的思考を使うため、
理系の人は理解しやすいそうです。

理系の人は論理的に物事を考える人が多いので、論説文は比較的理解しやすいといえます。
出典本:「文系?」「理系?」に迷ったら読む本 竹内薫 85ー86P

夫の場合、暗記も伴う古文や漢文はそんなにできなかったそうですが、
現代文だけは常に満点だったそうです。

ちなみに小学生の頃、通信教育で国語を選択していたそうなので、それも要因の一つかもしれません。

数学ができないのは「国語力が原因」(問題の意図を的確に把握できていないから)
という声もちらほらあります。

あまり通信教育や塾でも国語って選択しないイメージってあるんですが、テストの問題文もすべて日本語で書かれていることを考えると、国語力(問題の意図を読み取る能力)って大事なのではないかと思います!

理系っぽいエピソード

実験する子ども

理系だなと感じたり、理系の能力を活かせた時のエピソードを聞いてみました。

「横断歩道のしましまの数を数えたり、車のナンバープレートの数を足したりかけたりする癖があります。」(化学を教えている高校教師)

 

「小学生のときからプログラミングをやっていて、シューティングゲームを作っていた。
シューティングゲームだと相手が自分めがけて弾を撃ってくるわけなんだけど、その角度計算って三角関数使うんだよね。

そこで当時習ってない三角関数勉強したり、数学ってこーゆーとこに使えるんだって思った記憶がある。

 

数学とかどこで使うか分かりにくいんだけど、

その経験で意外なところに使えるんだなとおもって、苦手意識というか、『なんでこんなことやるの』ってやる気無くなることが少なくなった気がする」

(理系専門職夫)

後に旧帝大理系に進んだ兄の話ですが、
親が駄菓子屋で子どもにそれぞれ
お金を渡して「好きなものを買ってきなさい」というと、
私や姉は好きなものをある程度買って、お釣りを持ってきたのに対し、
兄のお釣りは無いか、かなり少なかったそうです

兄はその金額分、
なるべくお釣りを少なくorきっちり使い切るにはどうしたらいいか
考えながら買い物をしていたそうです。

学校で習ったことを家庭で活かす手助けを

仕事によっては数学の公式の全く使わないことは多いと思います。 
「いつ使うの!?」って思いながらしぶしぶやっていたのを思い出します

しかし、勉強が役に立つ機会を設けることができれば、勉強をしなくてはならない意味も理解できるのかもしれないとインタビューを聞いて思いました。絶対そのほうが子どもも楽しいし、理解力が深まると思います。

「そんなの難しいよ!」ということであれば、
日常生活でなら駄菓子屋で買い物をさせて、「できるだけお釣りを少なくするように買ってきてごらん」ぐらいなら頭を使って買い物をするでしょうし、これならうまく親が関われそうな気がします。一緒に料理するのもいいですね。

数字を見ると計算してしまう理系あるある

理系の人で、ナンバープレートを足したり
建物が何メートルか考えてしまったりするのはよくあることだそうです。

ナンバープレートみると、逆に歴史の年号などを語呂で覚えていた
文系筆者は、語呂を思い浮かべてしまうことのほうが多いです(笑)

子どもと車でお出かけしたら、移動中にナンバープレートを一緒に足したり引いたりして競争するのも子どもも飽きずに、さらに理系脳が鍛えられて一石二鳥ですね!

理系に進んだけど、あとでこうすればよかったと思うこと

失敗した顔の写真

理系として社会人になったけど、学生時代こうすればよかったと思うことなどを
聞いてみました。

「苦手は社会全般。もっと社会勉強すればよかったです。大人になってから、教養がなくて困ってます。」

(化学を教えている高校教師)

 

「例えばロボットコンテストに出るとか?
勉強したことを、もっとアウトプットする機会を持てばよかった。

そうすれば勉強の楽しさとか有用性に
早く気づくことができたかもしれない」
(理系専門職 夫)

社会(=教養)がおろそかになりがち?

夫も日本の地名などは今でもよくわかっていません(笑)

理系だけに、やはり地理や歴史など暗記科目は苦手だった人が多いようです。

今ではPCやスマホでなんでも調べられますし、
今後、AIなどのロボット産業が発達すれば暗記系の単純な知的労働は不要となる時代もくるのかもしれません。

しかし教養として必要な場面で困ることはあるとは思います。
歴史に学ぶことや、
今とどうつながっているのか?と考えることは重要ですし、
偉人に学ぶことなどもたくさんあるので、
理系分野の強化のみに偏るのは良くないかもしれません。

アウトプットの重要性は前項と同じく、
やはり「何かの勉強を教わったら、それを家庭で積極的にアウトプットする援助」を積極的に親がしてあげるといいのかもしれません。

その後どうなった?今の仕事に満足しているか

理系研究職の女性

学校卒業後、どんな進路を選択したか?
理系を生かした仕事についての満足度を聞いてみました。

「バイオテクノロジーの研究分野に興味があったから、化学系の学部に進みました。
今は自分の専門分野を活かせる仕事につけて、社会に貢献できている実感があります。
現在の仕事に満足しています。」

(化学を教えている高校教師)

「理系の大学に進み、金属処理メーカーの研究所に現役で勤めることになったのですが、色々な経験を経て、小さい頃の経験がやはり大人になってからの進路を左右するんだなぁと感じ、児童教育に携わりたい!となり、研究所や理系の知識を生かせる児童教育ということで、子ども向け実験教室の先生に転職しました!」
(理科実験教室の先生)

 

「仕事が好きすぎて仕事のない人生とか考えられない」
(理系専門職 夫)

やりたいことが早くに定まるから、満足度も高い

満足度高い・・・・!笑 羨ましいです。

理系の仕事は専門性の高く、学生時代からの勉強の積み重ねが必須になります。
そのため、早くから「自分のやりたい方向性」が決まっていることが多いです。

だからこそ、「自分のやりたいことを仕事にできた」という
満足度が高いのかもしれません。

もちろん、やりたいことは変わることもありますが、
今では進路の選択肢も多く、

「何を自分がやりたいのかわからない」

若者も多いと聞きます(というか私もそうです。)

昔は「定年退職終身雇用が普通、女性は結婚して専業主婦になるのが普通」
という世の中だったのが、

そういったレールがなくなることによって、
逆に「どうしていいかわからない若者が増えてしまった」というのは、
私が学んでいた社会学分野でも散々言われていたことでした。

将来をすぐ決める必要はありませんが、
「自分はこの分野が好きだ」!という
ある程度の方向性は持たせてあげるほうが
現代の子どもたちは迷わないのではないかと思いました。

ゲームってどうなの?

タブレットに向かうこども

ところでインタビューと少し外れますが、
理系の女子はゲーム好きが多かった気がします。
理系女子の友人はたくさんいますが、半分くらいはやっていたかな?

男性は文系でももちろん好きな人が多いのですが、
ゲームをやっていた(やっている)女子は、理系に多かったです。(私の体感ですよ)

ポケモンなどは男女関係なくやっている人がいたのですが、
のちに理系に進んだ女子はロープレなど、結構男子と同じようなゲームをしている人も多かったように思います。

ちなみに夫は

「ドラクエみたいなターン制のRPGなら、考える時間があるから理系的な考えはできるかも。ボードゲームでは期待値が最大になる行動を確率から計算したりしてた。」

 

とのこと。

格闘ゲームする際も、なぜか電卓使っており、
「なんでゲームに電卓いるの!?」と思ったことがあります(笑)
(※ダメージ計算に必要だったようです。)

私は兄がやるのを観る専門で自分ではあまりやらなかったのですが、
ゲームって結構使い方によっては頭使うと思います。

例えばRPGでも結構どの装備を組み合わせればこれが期待できるとか、
相手はどの技がいいとか考えたりします。

教育熱心な家庭だと、ゲームに否定的な見方をする人もいると思います。
(長時間やり続けるのは私も反対ですが)

でも実際にやってみると、戦略的で頭も使いますし、
ゲームの種類や付き合い方によるのかなと思うのです。

子どもがゲームをするのが嫌だな、と思ったら、ぜひ一緒にやってみましょう!
このゲームはどこでどんな脳を使うのかがわかりますし、
子どもの気持ちも理解できるようになります。

ちなみに実際にゲームをするなら、諦めずに極めたほうがいいです!

先日青鬼という鬼から逃げるホラーゲームを(せがまれて)
一緒に5才児とやりましたが、
ゲーム慣れしてないので、
私が「ママできないからやめようよ~」なんて言っていたら

「まま、できないから諦めるの?」

と言われ、ハッとしたんです!

「できないならすぐ諦める」という姿勢を真似されたら困る

親がそんな姿勢を見せたらアカン!!

何度も頑張って、逃げ切りましたよ(笑)

また、やってみると、「ゲームってなかなかすぐには切り替えられないんだな」とわかります。

そして、セーブするポイントとかキリのいい所じゃないと切り上げられません!
もしやめさせたいなら時間で区切らず、

「次のセブポ(セーブポイント)で終わりね!」とか言ってあげてくださいね!!

理系の人へのインタビューまとめ

ひらめき

・理系は子どもの頃自然体験を多くしていた。ブロックなども有効

・子どもが楽しく勉強できるように工夫してあげることが大切

・学校で習ったことを、アウトプットする機会を設けてあげよう

・歴史・社会などの教養も身に着けてあげよう

・理系専門職へ進んだ人の仕事への満足度は高い

・ゲームも付き合い方によっては悪いものではない

一番重要だなと思ったのは、やはり
「アウトプットの重要性」
「楽しくできること」
です。

もちろん、彼らはもともと理系分野が得意な脳ではあったのかもしれませんが、
楽しく勉強していた経験というのがそれを補強し、
今の仕事へ向かわせたのは間違いないと思いました。

役に立たない勉強をするのは、大人でもつまらないと思います。

子どもが勉強へのストレスがたまらないように、
親が少し工夫をしてあげましょう!

また、このブログのコンセプトの一つは「のびのび知育」。
子どもに積極的に自然体験をさせてあげたいと考えています。

原体験は知的好奇心を刺激することから、記憶にもよく残ります。
今後も自然体験をたくさんさせてあげる役立つ情報を発信していきたいと思います!

インタビューに答えてくれた皆様、ありがとうございました!!

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