【レゴスクールで後悔したこと】 辞めた家庭にアンケート。効果はある?

レゴスクールで後悔したことは?ロボット・プログラミング

こちらの記事は、このような方におすすめです。

  • レゴスクールが気になるけど、高いと聞く
  • 検索結果に『レゴスクール 後悔』と出てきたのが気になる
  • 途中でやめてしまう人はどんな理由?

レゴ好きのお子さんのために、その遊びをもっと広げてあげたい!という気持ち、とてもよくわかります。

私はレゴスクールが近くになかったので別のロボット教室に通いましたが、とても気になっていました。

ただレゴ商品の価格や、レゴランドの料金でもわかるように、レゴ関連のものはなかなか高いです。

料金はもちろん、レゴスクールで後悔した人や辞めたという人の話があれば、聞きたくないですか?

この記事では、レゴスクールに通って後悔したことを、すでにレゴスクールを辞めている家庭にアンケートしました。

入ってみて初めて知ったということも聞けたので、ぜひ読んでいただければと思います。

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レゴスクールで後悔したこと・デメリット

レゴスクールで後悔したこと

レゴスクールで後悔したことや、デメリットと感じたことについて聞いてみました。

必須かわからない教材購入が不満

「月謝のみでも比較的高いにも関わらず、別途教材を購入しなくてはいけない頻度が高かったですし、その教材も必ずしも必要だとは感じない物もあったので、その点は非常に気になりました。」
(年長(5歳)~小2まで受講女の子の保護者)
「教材としてレゴブロックのセットの購入を強制されるのが、残念。せめて、何種類かの中から選んで購入したかった。」(1歳~2歳まで受講男の子の保護者)
レゴスクールでは、小4になるまでは毎年教材の追加購入が必要。
これが予想外だったと後悔する人が多いようです。
以下はレゴスクールさいたま大宮教室での、追加購入が必要な教材費です。
教材費
年少31350
50,600
年中46200 or
41,250
年長49,335
小128050
or
49,335
小228050
or
49,335
小369,850
小4~小5追加購入なし
小5~中3追加購入なし
教材が変わる理由は、年齢に応じてカリキュラムが変化するからだと考えられます。
例えば年少や年中はブロックでの創造のみですが、年長からプログラミングが入り、小学生からはギアやモーターを使用した機械機構も学びます。

ヒューマンアカデミーロボット教室は先にモーターなどを使用してからプログラミングを学ぶので、やり方としては逆ですね。

他のロボット教室は、最初の購入に加えて小学校中学年に1度、追加購入する程度
そう考えると、レゴスクールの教材購入頻度はかなり高いかもしれません。

月謝が高すぎる

お金の計算

「月謝が高いこと。」
(小1(6歳)~小2まで受講男の子の保護者)

「月謝が高いのと、興味がなくなると一瞬でやらなくなるところ。」
(年少~年中(4歳)まで受講の男の子の保護者)

月謝はどこのロボット教室でも基本的に1万円以上。高いですね。

ロボット教室の月謝の相場的には、10000円~20000円台のところが多いので、レゴスクールはそこまで外れていない印象ではあります。

うさぎぬし
うさぎぬし

教材費のほうがネックかも?

月謝教材
年少10,45031350
50,600
10,45046200
41,250
13,75049,335
小113,75028050
49,335
小213,75028050
49,335
小313,75069,850
小4~小513,750追加購入なし
小5~中315,620追加購入なし

個人に合わせた対応がいまいち

いまいち

「時に個々の進度に合わせた教育が不足していると感じました。
全ての子供たちが同じペースで学ぶことが難しく、個別のニーズに対応する柔軟性が不足していた可能性があります。また、プログラムが一部単調に感じられたこともあります。」
(5歳~8歳まで受講の子の保護者)
内容が単調で、個人に合わせた対応をしてくれなかったという口コミもありました。
カリキュラムも、ブロック→ロボットプログラミング→工学要素という段階で、年齢によって決まっています。
そのため、途中で興味が変わった場合などには対応が難しいかもしれません。
個人に合わせてほしい場合は、興味関心や習熟度に合わせたオーダーメイド授業が売りのLITALICOワンダーがおすすめ。
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閉塾予定を早く教えてほしかった

「まさか突然閉塾するとは思わなかったですが、閉塾する1か月前ではなく、もう少し早く教えて欲しかったと思います。そうすれば転校や別の教室を探す余裕があったのになと思います。」
(小3(9歳)~小4(10歳)まで受講の男の子の保護者)
これまでのレゴスクールの閉塾頻度は不明であるものの、2024年3月にもレゴ®スクール名古屋栄校の閉塾が予定されています。
一般的なロボット教室の閉塾はそこまで頻度が多くない印象なので、もし突然閉塾したらちょっと困ってしまいますね。

レゴスクールを辞めてしまった理由

レゴスクール辞めた理由

レゴスクールを辞めてしまった理由について聞いてみました。

コストが負担になったから

毎月の支払いが高くて非常にランニングコストがかかっていましたし、更には通っているうちに別途様々な教材などを購入する必要があったので、負担に感じていて辞めてしまいました。」
(年長(5歳)~小2まで受講女の子の保護者)
既述の通り、小4頃までは教材費が毎年発生します。月謝より高い25,850円~69,850円とあって、払うのが大変になる人も少なくないかもしれません。

なかなかセレブの習い事…

始めた当初はなんとかなる!と思っても、いざその年齢になると、塾や新たな習い事を始めて金銭的に負担が大きくなる可能性も。

プログラミングを早くやりたかったから

「公式のレゴスクールでは、プログラミング言語によるカリキュラムは小学生3、4年生でないとダメと言われたから。」(小1(6歳)~小2まで受講男の子の保護者)
プログラミング言語を使用したカリキュラムは小3から。
プログラミング教室の中には、小1から可能な教室もあるので、早く始めたいという人には物足りない可能性はあります。

ただ私が専門家の先生に何人か聞いている印象だと、理解度的には小3から推奨されていることは事実です。

ロボットを使った体感的なプログラミング学習は、レゴスクールでも小1から実践することが可能です。

プログラミングを小1からしっかり学びたい場合は、ロボット教室ではなくプログラミング教室から始めるのがおすすめです。

小1から通えるプログラミング教室一例

ロボット教室でも、小1からロボットプログラミングが実践できる教室もあります。

他のやりたいことができたから

「興味がなくなったから。他の習い事を始めたから」
(年少~年中(4歳)まで受講の男の子の保護者)
「新たな挑戦を求める気持ちと夢への探求心が胸に芽生えたから。レゴスクールでの経験は貴重であり、そこで培った発想力とチームワークは成長の礎となった。」
(5歳~8歳まで受講の子の保護者)
他にやりたいことができたという理由の人も何人かいました。
親としては高い習い事だからこそ、もったいないから続けてほしいという気持ちはありますよね。
しかしロボット・プログラミング教室は学習面での効果があったという声も少なくないので、やってみる価値はあったのではないかと思います。

閉塾したから

閉店

「自主的に辞めたのではなく、レゴスクールの運営会社よりレゴスクールを閉塾して、レゴスクールとは別の幼児教室を開講するためという理由で、退会か転校を言い渡されました。転校できる場所にレゴスクールが見つからなかった為、退会。辞めることになりました。」
(小3(9歳)~小4(10歳)まで受講の男の子の保護者)
レゴスクールは全国に39校(2024年1月時点)のみでオンライン教室がないため、閉塾すると近くにない可能性は高いです。
レゴを使用したロボット教室であれば、Crefus(クレファス) やLITALICOワンダーレゴを使用(レゴ®エデュケーションSPIKE™ プライム)しているので、代わりの候補になるかもしれません。

生活ステージが変化したから

「2歳児になり、新年度から保育園へ入園することが決まったから。」
(1歳~2歳まで受講男の子の保護者)
日程が合わないと、どうしても通い続けるのは難しくなってしまいますね。
オンライン教室があると、かなり日程の幅は広がりますし、急な引っ越しにも対応できるのでおすすめです。

レゴスクールの料金・入会金・教材費

こちらは、さいたま大宮校を参考にしたレゴスクールの料金表です。

年齢料金
入会金22,000円
月謝年少10,450円
 年中10,450円
 年長13,750円
小113,750円
 小213,750円
小313,750円
小4~小513,750円
小5~中315,620円
教材費
(ワーク込)
年少31350円
50,600円
年中46200円or41,250円
年長49,335円
小128050円or49,335円
小228050円or49,335円
小369,850円
小4~中3追加購入なし

※「or」とあるものはどちらか選べます

月謝自体は10,450~15,620円と、高いものの他のロボット教室と変わらない印象ですが、教材費がほぼ毎年かかるのは結構きついと思います。

レゴスクール自体も都市部に多いですし、セレブ向けの習い事と感じるのも無理はないかもしれません。

ただ教室によって変わる可能性があるので、今回のアンケートでもレゴスクールでかかった概算金額を聞いてみました。

アンケートでの平均
入会金20,000円
月額料金11,100円(平均)
教材費(年)10,000円~47,000円
(※年齢により異なる。今回は1歳~小4)

年齢によって異なるので参考程度にはなりますが、入会金、教材費含めた初期費用は8万円だったという人もいました。

教材費については検討している教室で詳細を聞くのが最も正確です。

月謝は年42回とほぼ毎週実施しており、時間も50分~90分なので相場通りと言う感じです。

レゴスクールは何歳から?基本情報

レゴスクールの対象年齢や時間・人数などの基本内容をお伝えします。

対象年齢年少~中3(教室により異なることも)
授業回数年42回(月3~4回)
授業時間50~90分(小3より90分)
教室人数6~8人の少人数
教室数全国に39校(2024年1月時点)
オンライン教室なし

教室により多少異なりますが、ほぼ毎週授業があります。

送迎は大変ですが、月2回のロボット教室も多い中、毎週通いたいという人には良いと思います。

少人数で学べるのも嬉しい環境ですが、教室数が都市部に限定されてしまうのがネック。

レゴクラスといって、学習塾などにフランチャイズとしてクラスが併設されていることもあります。

他のロボット教室とレゴスクールを比較

他のロボット教室と、レゴスクールの特徴や料金を比較してみました。

レゴスクールはブロックという性質から未就学で通う子も多いため、未就学から通える教室と比較しています。

スクール名クリックで、それぞれのHPへ飛べます/

レゴスクール自考力キッズ
アーテックエジソンアカデミー
Crefus(クレファス)LITALICOワンダー
対象年齢年少~中3年長~8歳
(8歳~エジソンアカデミー)
年長〜高校生年長〜高校3年生
特徴レゴでの創作を広げられる
にじゅうまる
パズル学習から段階的に学べるにじゅうまる世界大会常連校の
ノウハウが学べる花丸
指導力は安心。個別オーダーメイド授業
花丸
教室数全国に39教室以上(2024年1月時点)
さんかく
500教室以上
(エジソンアカデミーは900校)にじゅうまる
100教室以上
(オンラインあり)まる
20教室以上
(オンラインあり)
さんかく
月謝10,000円前後~15,000円前後
にじゅうまる
8,000円~12,000円前後

にじゅうまる

11,000円~18,000円前後

まる

19,800円〜38,500円

さんかく

入会金22,000円
さんかく
0〜10,000円前後
花丸
15,000円~16,000円前後

さんかく

16,500円

さんかく

ロボット購入費 30,000円前後~70,000円前後
さんかく
20,000円前後~50,000円
(一括の場合)
まる
8,000円~60,000円前後
まる
35,750円~61,050円
さんかく
授業時間・回数月3~4回
(50分~90分)
にじゅうまる
月3回60分
(エジソンアカデミーは月2回1回90分)
まる
月3~4回
(1回90分)にじゅうまる
月4回〜8回(選べる)
1回60分
花丸

自考力キッズアーテックエジソンアカデミーは同じ系列です

レゴスクールは年少から入会できるとあって、レゴ好きな子に人気。

月謝はそれなりで、授業時間も少なくありません。ただ、教室数と教材費はネックです。

Crefus(クレファス)LITALICOワンダーでも、レゴを使用(レゴ®エデュケーションSPIKE™ プライム)しているので、レゴを使いたい場合は候補になります。

もし、ロボット・プログラミングよりもブロックでの創作を重視したい場合は、自考力キッズもおすすめ。

使用ブロックはレゴではないものの、テキストが良く、空間認識力や算数の力も向上したという口コミが多いです。

私も見学しましたが、未就学児なら断然おすすめです。

レゴスクールの良い口コミ評判と効果

レゴスクールのメリット

ここは良かったと思うポイントと、効果について聞いてみました。

想像力や発想力が身に着いた

「子供の創造力や発想力が鍛えられたのは非常に良かったです。」
(年長(5歳)~小2まで受講女の子の保護者)
「創造力が身につくこと。」(小1(6歳)~小2まで受講男の子の保護者)
「子供たちが創造性と協力の精神を発展させる独自の学習環境にあります。」(5歳~8歳まで受講の子の保護者)
創造力がアップした、という口コミは非常に多かったです。
レゴスクールに通う子は、もともとレゴ好きが多いのではないかと思いますが、材料を家で揃えるのは結構大変。
その点、レゴスクールであれば家にはないような部品がたくさんあるので、創造力も広がるのではないかと思います。

数学的・空間的思考が向上した

「数字が強くなったのとブロックを使うので立体の組み立てに強くなった。」
(年少~年中(4歳)まで受講の男の子の保護者)
「タブレット端末を使用して、レゴを組み立てプログラミングを構成するという造り上げることの一連の学習が出来、考えることを楽しんでいました。」
(小3(9歳)~小4(10歳)まで受講の男の子の保護者)
ブロックや積み木で遊ぶと、空間認識力がアップすると言われています。
レゴも同様で、手を動かすことでその能力はよりアップするものと思われます。

先生の教え方が上手

「親以外の大人と触れ合う機会が持てた。『目的に向かって作業する』という事を体験できた。
先生方と子供の関わり方が上手だと思った。」(1歳~2歳まで受講男の子の保護者)

レゴスクールは年少から入れるというだけあって、先生も子どもの扱いがすごく上手です。

また先生はみんなレゴ社認定のトレーニングを修了し、 認定試験に合格しています。

レゴスクールを体験するには料金がかかる

レゴ体験

レゴスクールがもし気になったら、体験レッスンをしてみましょう。

ロボット教室は無料で体験できることがほとんどですが、レゴスクールの場合は体験でも料金が発生します。
(教室検索はこちら

体験レッスンの料金は、教室によって異なりますが、例えばさいたま大宮校では年中まで2,500円、年長以上は3,500円です。

ただ夏休みには、入会金半額キャンペーンをやっていることもあります。(夏の体験レッスン

通常22,000円の入会金が半額になるので、体験する場合はキャンペーン期間中がおすすめです。

レゴスクール体験申し込みはこちら

レゴスクールで後悔?まとめ

レゴスクールは「遊びながら学ぶ」がモットー。

カリキュラムも年齢ごとに定められており、レゴスクール公認の講師から楽しく学ぶことが可能です。

しかし教材費や月謝などの後悔も多く、アンケートでも長く続けてたという人は少なく感じました。(最長3年)

長い目でみて、本当に続けられるのか?教室を通して何を得てほしいのか?という視点も重要です。

ロボット教室にはレゴを使用しているという教室も多く、創作性を一緒に学ぶことも可能です。

Crefus(クレファス)LITALICOワンダーはレゴを使用(レゴ®エデュケーションSPIKE™ プライム)しているので、レゴでのロボット教室を検討している場合はぜひ一緒に検討してみてください。

教材も小学校6年間で2度購入のことが多く、買い替えが少なく済みます。

ぜひ後悔しない習い事選びをしてくださいね。